TOP お知らせ 店長日記 よく遊べ アクセス 営業案内 気っ風市 お問い合わせ

店主中島の、習い事など趣味のページです。

2012年01月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2012年01月24日(火)

岐阜の木工家・川合 優さんが来店されて、5月24日〜28日に郡上八幡で行う第二回『愚浄山房展』に制作して頂く作品の打合せを。


ちょっとした小物入れ、帯締め帯揚げをまとめて収納できる桐の箱なども、なか志まや用に作って頂くよう頼んでおきました。
金額も抑えめで1万円代〜4万弱くらいににしてあります。

これなら、僕も頼めるので、出来上がりが楽しみです。
とりあえず帯締めと帯揚げを綺麗に収納出来るサイズにしてありますが、一つ一つサイズオーダーも受けてくれるとのこと。


愚浄山房展では、木工の他に、漆器の小谷口剛さん、ガラスの艸田正樹さん、白磁の大久保譲二さん、銀の透かし彫りのオオクボスミエさんの作品も出品されます。

着物は、睦月 一衣舎 なか志まや
草履は、黒田商店
花は、草月 澤田映晃(澤田佳代子)さん
茶室(山心亭) 月日荘のおもてなし

などが予定されています。主催は昨年と同じく岐阜のきものギャラリー睦月さんです。あわせて情報も載せられますので、そちらでもご確認くださいませ。


●2012年01月18日(水)

新作『ダークサイド七宝文帯』


七宝とはもとは仏典の用語で、大変貴重だった七珍のことです。(金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・めのう・しゃこ)七宝を構成する円形は、円満を表して吉祥文様とされます。
呉服の世界でも、礼装用の袋帯から名古屋帯に至るまで、様々な意匠として繰り返し用いられて来ましたし、着物の事をあまりよく知らない方でも、見覚えまたは聞きかじりのあるデザインですね。

さて、呉服屋をやっていると、時々舞い込んで来る珍客があります。
たぶんこの帯は、色違いもあるはずです。もともと箔と紬糸を混ぜた織りで洒落袋帯を作るのが得意な西陣の織元なので、もっと落ち着いた白とグレーなどの売れ筋も作っていたはずです。
しかし、なか志まやに来たのは、この子(笑)。
箱を開けた瞬間に『クセのある帯だな〜』。『お目出度い吉祥の柄なのに、なんと難しい顔をしてるんだ』などなど、普通の感覚ならやっかいもの扱いを受ける、つまりは血筋は良いけれど、ドロップアウトした子。そんな印象を受けましたね。まさにダークサイド七宝文。

話は全然変わりますが、『スターウォーズ』のダースベイダーのように、悪には、クールで洗練された美しさがあります。また純粋な無垢なヒーローよりも、苦悩するほうが好まれますし、悪に転落しそうな姿は共感を呼びます。

話を戻して、本来は上品で雅なこの吉祥は、もうかなりダークサイドに落ちているようです。この帯を目出度い席に着て行かれる勇気のある方はいらっしゃるでしょうか?
こんなことを書いていると、ますますこの帯は売れなくなる帯になりますね。。。。

それでも、この子は今日からなか志まやの一員となりました。
さて、どうなりますか。。。