●2018年12月31日(月)
新宿平井ビルでの最後のお正月のお花が入りました。 今年も立派な花を澤田晃映(澤田佳与子)さんに活けて頂きました。もう20年近いお付き合い、店の花は勿論、外でのイベント、京都祇園祭での『なか志まや 西へ』、福岡での『二人展』、岐阜郡上での『郡上山房展』など、展示会場に花を活けてくれました。明日大晦日、なか志まやの最後の仕事は彼女の着付け。夜に神田明神でイベントがあるそうです。 来年になると11日(金)から移転SALEになるので、店内のこうした展示風景もあと僅かです。郡上での展示会をして、木工作家の川合優さんと出会い、この着物什器を作って貰いました。150年の秋田杉から4枚採りしてくれています。いまは良い経年変化がみてとれます。 麻布に移転しても、この着物什器とテーブル。そして桐の棚は使う予定です。まだまだイメージが固まらないのですが、畳の部屋がこの新宿のスペースに付く感じですので、いまのスタイルと昔の呉服屋さんのスペースがあるような 感覚ですね。 今度は自然光で反物の色を見れます。いままでお客様には外で見て頂いたりとご不便をお掛けし申し訳なかったです。そして畳の部屋ではゴロリ!と出来ますので、新宿での窮屈さは解消されると思います。 さて、、、今から澤田さんの着物を出して、アイロンを掛けて明日の着付けの準備です。最近はお客様の着付けをすることは、めっきり少なくなりましたが、なにせ20年以上お客様の着付けをして来ましたので、手は大丈夫!下手に練習すると色々考えてしまうので明日は一発勝負でびっしり着付けします。 今年も多くの方と新しいご縁を頂きました。ありがとうござます。そしてもう何十年とお付き合い頂いてるお客様、今年も本当にありがとうございました。 来年は大きな変化の年になります。この歳になってもまだまだ至らない事が多く、本当にお客様に助けて頂いてここまでやって来れました。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。 どうか皆様にとって、来年も佳い年になられることを心から祈念しております。 健やかで穏やかなお正月をお迎え下さいませ。 来年は3日より始動しております。なにかございましたらメールでお知らせ下さいませ。 それでは皆様、良いお年を。
なか志まや 中島寛治
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