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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2017年04月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2017年04月16日(日)

勝山健史 白雲練貫 バーズアイ『空色』が入荷しました。

ほのかなスカイブルーをとオーダーしたバーズアイの新色です。バーズアイはアパレルで使われる織柄、なか志まやのオリジナルとして勝山さんに制作して貰っています。

帯は志賀松和子、浮き織の組合わせ九寸帯。
経てはぐんま細、緯は世紀21の品種、緯糸は繭を染織しながら糸を挽いたものを使用。染料は山桜です。

このスカッと感を店内の深夜に撮影するのは無理がありますが、ニュアンスでも伝わればと。白雲練貫BE(バーズアイ)は単衣にも向いています。あとはどんな帯締を挿すか!に架かっていますね。

●2017年04月15日(土)

組織のアップ画像

●2017年04月14日(金)

川村 成 座繰りの白

この反物の初見は、力強い!白というか、呉服でいう白汚しというか。白という言葉で感じる普段の印象とは違うものを感じます。おそらく、仕立て・一衣舎の木村先生から、織物の求められる強度を、座繰り糸のふくらみと上手く調和出来たからなのだと思います。

入荷したばかりの柳 崇さんの帯を合わせてみると、ぞぞっと私の心を揺さぶります。コーディネイトなんて正解のない不安定なものだと考えているのですが、この布の取り合わせにはやられました。

言葉ではなんとでも言えるので、書けば書く程、軽さが増しますし、この店での撮影環境では、まったく色目の微妙さも布味もお伝え出来ていないと思いますが、それは諦めてとりあえず撮影してみました。

着物や帯はどのようにお召し頂いてもお客様の自由で、なんの強制もありませんが、願わくば、この取り合わせの着姿を見せて頂きたい、、と久々に呉服屋としてのわがままを言いたくなる布の出会いです。

*仕立ては、袷は勿論ですが、単衣にされると布の織味をよりダイレクトに感じられて良いと思います。さらに一歩進んで、一衣舎製・水洗い仕様仕立て、航空絹布総居敷当付きがお勧めです。

●2017年04月12日(水)

春単衣、そして初夏の着物

着物 シケ引き(単衣・夏用生地) 京都 小阪
帯  衣笠間道(春単衣後半・夏用生地) 勝山健史

シャリ!とした着物の生地が清涼感を醸し出します。白や藍が中心になる夏物に、少し華やかのある色目も着て頂きたいです。大人の女性の可愛らしさを感じます。

●2017年04月11日(火)

ゴトウヒロシさんの画に良く合います。迎夏の陽の光。

●2017年04月09日(日)

柳 晋哉さんの夏帯が入荷しました。
夏らしい爽やかな帯です。
夜にはまだ暖房を付けている店の中に、夏の日差しが入り込んだような錯覚を覚える程です。

お父様、柳 崇さんの帯(画像には写っておりません)は『これ、なか志まやさんの好みでしょう!?』と言われる程にシックな夏帯です。どれも1点づつ、興味のある方はどうかお早めにご覧下さいませ。

●2017年04月07日(金)

長襦袢の入荷

10年以上前から扱っている柄ですが、今見てもお洒落な襦袢です。数年ぶりに染めて貰いました。グレー系無地感覚の織りの着物が多いなか志まやには、袖振から覗くこの柄が良い感じに思えます。

●2017年04月05日(水)

染織家・志賀松和子さんの糸

4月3日、4日の京都室町での仕入れの後は、初めて乗るJR奈良線で南に向い(いつもは車で行くので)、志賀松さんの工房で打ち合わせをして来ました。

画像は桜で染めた糸。繭からの糸挽きも、草木染めも志賀松さんの手によるもの。この他たくさんの糸が既に用意されていました。この糸では『大人ピンク』の着物を織る予定です。

織りの組織はまだ未定、『大人ピンク』へのトライはこれが3作目、今度こそ理想の『大人ピンク』の着物が出来るはずです。