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なか志まやからのお知らせ

2005年12月のお知らせ
[過去のお知らせ一覧]
●2005年12月09日(金)

六本木 AXISにてRUMIX DESIGN STUDIO 芝崎るみによる「DIGITAL RUMIX プリント15年史」が開催されます。デザインから起こしたもの・デザイナーの作品をオペレーションしたものなど、洋服・和服・小物/試作品・通常商品・特注品 RUMIX DESIGN STUDIOが提供してきた品々を展示します。
当会場にて、「呉服なか志まや」京都展で発表いたしました羽裏・長襦袢・浴衣など全てのオリジナル商品をご覧いただけることになりました。
会場では展示のみとなりますが、会期中、なか志まやの中島寛治が常駐し、ご予約を承ります。
どうぞ、実物をご覧になりたい方、お召しになってみたい方、ぜひご来場ください。

■12月9日(金)〜12月18日(日)12時〜19時(最終日は16時閉場予定)
■六本木 AXISビル 4階、JIDAギャラリー
■アイテム:羽裏(仕立て上がり)・長襦袢・着尺
■作  家:岡達也、ゴトウヒロシ、芝崎るみ
■協 力:(有)エクスプリム 、(有)ハイ制作室 、なか志まや 
■後 援:aiD'en(NPO国際エスタンプ・ヌーメリック協会)、 「呉服なか志まや」仮想呉服屋実行委員会 

●2005年12月08日(木)

AXISでの企画展の補足

 デジタルプリントによる、呉服への挑戦はかれこれ12年前に、僕と芝崎るみさんが、フジテレビの『ワーズワースの庭で』の着物特集に出演してからです。
オンエヤーで初めて、彼女を見たとき、着物着てパソコンに向かい、カチカチやってる、変わった子だな〜という印象でした。
 ただ、パソコンの画面上で、つぎつぎ新しく構築されていく、昔ながら図案、文様が、僕の頭の中で、まるで電気が走ったように感動したのを覚えています。

 それから12年、僕は未だにデジタルというものを正確には理解をしていませんが、もの創りにはたずさわってきました。
 なか志まやとして発表したものは、2003年の浴衣、2005年の羽裏、長襦袢と、それぞれとても完成度の高いものです。

 しかし、このなか志まやの作品が、世に出る前に、物凄い数々の失敗作、芝崎るみさんの努力があったことを決して忘れてはなりません。
 僕は、基本的にはディレクションしかできないので、彼女のプロダクトに対する
真摯な姿勢、地道な努力、そしてちょっと偉そうに言わせてもらえば、明らかに成長した彼女の姿を見てきました。

 このAXISでの企画展では、彼女のインダストリアルデザイナーとしての姿を感じて頂きたいとおもいます。(建前。。。。。w)

 で、なか志まやは、こっそり新作の広衿道中着(雪輪合わせ)、それに
一衣舎さんのフード付きコート(夜エッフェル塔 裏地) 
ゴトウヒロシの振袖(これは、作品がまだ工場、、、、、泣 デザイン画のみ)

 など、出品してます。
いずれも、デジタルと友禅、天然素材、そしてついに着物表地として、、、

 デジタルなものを着物の表地に使う事は、なか志まやは、実はあまり積極的では
ないんです。その訳は、縁がある方にはお話します。(浴衣は別なんです、浴衣は
今、着物というジャンルからどんどん離れてるから)

 呉服屋という極めてアナログな仕事をしながら、いつのまにかその作品にデジタルの技法を取り入れていくことになった、極めて奇妙な12年間でした(笑)

 芝ちゃんに感謝!