●2013年11月17日(日)
レイシアのジャワ更紗・なか志まやオリジナルが出来上がりました!
藤井礼子さんがディレクションをするReisiaのジャワ更紗。 多くの図案の中から、なか志まや好みのオリジナル更紗を染めて貰いました。 レイシアの更紗はジャワの森で集めた野蚕の糸を手織りした布に、チャンティンで手描きしています。通常は平布に蝋付けをしますが、レイシアの職人は修練を積んで、蝋付けが難しい凹凸のある布に絵付けが出来るようになりました。 その蝋付けの期間は数ヶ月に及びます。 今回は『青』をテーマにして染めています。 なか志まや好みの鼠や茶の着物にもよく合うと考えたからです。 そして今回の柄で、藤井さんとも驚いたのですが、白の部分、葉の葉脈の淡い茶が見事に表現されています。職人に聞きますと蝋の調整とのことでしたが、新しい技術を手に入れたのではないかと藤井さんと喜びを分ちました。 もともと手描きのジャワ更紗は同じものがつくれない、世界で一枚の布です。 この帯もその1つです。 もちろん全通柄で、太鼓の裏の柄は違いものが染まっています。 タレ先も、柄と無地を選べるように染めてありますのでお好みでお締めください。 着物は経緯真綿紬・万筋縞。袷仕立ては勿論、航空絹布を別染めして総居敷当付・水洗い仕様に仕立てて、袷と単衣の両方の季節に着て頂くことも可能です。
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