●2015年07月30日(木)
秋単衣と袷にむけて その2 先の投稿の光沢系絹織物とは別に進めていた、真綿系の綾織物も揃いました。初反を見てその触り心地ちと、布の佇まいに惚れて『この機を総てなか志まや用に織って下さい!』と頼んだもの。今年はこの3反で打ち止めです。 タテヨコ共に、真綿糸を使用、亀甲綾という組織で織り上がっています。先の投稿の光沢系よりも、真綿糸なのでマット感が増していますが、生地を長く見て頂くと、その布の表情がとても豊かで、控えな光沢感に好感が持てます。 地機の結城でも、100〜120細工の真綿糸の無地は艶やかさがあるのですが、この真綿の綾織りにもそれはあります。 少し改まった帯を合わせてお出かけになることも、趣味性の高い帯を合わせてカジュアルな装いで楽しむことも出来る着物になると考えています。 *画像、一番上の反物は売約済みになっております。
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