●2011年03月24日(木)
『東京きもの案内』という本に掲載されました。 雨宮みずほ 編著 光村推古書院より。3月23日発売。 昨年の夏前でしたか、雨宮様からお電話を頂いて取材させて欲しいとのこと。 今まで、着物にまつわるショップ等はいろんな雑誌で紹介されてきましたが、それをもう一度洗い直して、雨宮氏の視点で東京、近郊の着物、帯、小物、和裁、お手入れ、その他その他沢山のお店がエリアごとにまとめられています。 雑誌によく登場する処から、僕も初めて見聞きするお店も沢山あり、着物を始めた人から熟練の方まで、とてもよいガイド本になっています。 はじめて、なか志まやにいらしたとき、打合せ、撮影、経過そして昨日、弊店に来て頂いて本を頂くまで、一貫して編者雨宮さんには、着物に対する愛情と自分の脚でしっかりとその店なりの情報を掴んで、紹介するにあたっての最大限の配慮と心使いを感じました。 おのずと出来上がって来た本は、月並みな言葉ですがとても『よい本』でした。 弊店、なか志まやに対しては、最大限の賛辞の言葉を頂いておりますが、これを読むと身が引き締まる想いと、一種の武者震いをします。 昨月、月日荘二人展のDMで、今年は大きな変革のスタートの予感もしています、と書いていました。それが、この震災の事なのかは分かりません。 ただ、まだまだ不安な情勢のなかで、この本が手元に届いたことで、なにか『ホッ』とするもの、あたたかいものを感じました。 呉服専門店トップランナーのご夫婦の笑顔、僕が修行をさせて頂いた呉服屋の跡取り若夫婦、一衣舎の木村幸夫氏、そして仁平幸春氏などの姿写真も掲載されていて、少し笑ってもしまいます。 そして全く予想などしていませんでしたが、なか志まやとFoglia仁平幸春、RUMIXの芝崎るみが、エリアその他ページ64ページと65ページにまとまっておりました。 ここは、東京の着物関係でも特に尖っている人たちを集めました、とのことです。 一瞬、『ここはきっと中年一匹狼が、ここに集められたんだ』と思っておりました;;;本心は教えてくれませんでしたが、きっとそうでしょう〜。。。 そんなユーモアもある情報が、沢山載っております。 僕もここは行ってみたい!という処が沢山あり、これから時間のある時にチェックしたいですね。隅々までご覧になられた方がいいでしょう。 是非、ご覧になって下さいませ。 そして、是非購入して手元に置いてみてください。 多くの着物ファンに必ず役に立つ一冊です。
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