●2005年07月26日(火)
お抱え絵師のつぶやき。。。。。気っ風市ムッシュ! ここは、仮想呉服屋「なか志まや」の上がり口、正面には2003年神楽坂は浴衣展に出品した私とゴトウ氏の作品。真ん中にある絵は、お抱え絵師である私が呉服なか志まやの店開きのお祝いとして贈った作品。この写真では小さくて見えないが、日輪の中に「祝呉服なか志まや」と入れてある。きっと昔は御店(おたな)とお抱え絵師の間でこういうやりとりがあったと思う。もちろん、旦那さんからご祝儀や振る舞いをいただいたりして...。そういえばまだいただいていない。「番頭さん、番頭さん、何か忘れてやいませんか?」てね。ちなみに右は、巴里人女将と偉人のお客様。なんとこのお客様、聞くところによると3日のお泊まりで同じ浴衣を3日間着るのはお洒落じゃないと、3着まとめてお買い上げという気っ風のいいお方。もちろん、帯だって変ぇたって話だ。慣れねぇ着付けも最初は着付師、鈴木の姐さんにお願いしていたものの、3日目には、お墨付きをいたでぇたってこと。さすがやるこたぁ違うねぇ。おっとと、上がり口で長話もなんだ、ささっ、上がっとくれ、上がっとくれ。おいおい、待っとくれ、ここは京都だってぇのに、江戸っ子弁ってぇのはおかしくねぇかい?それもそうだ。「ほな、いきまひょか」 お抱え絵師 岡 達也の日記より(爆)
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