●2007年05月12日(土)
琉球絣着尺・カベ上布 カベ上布は琉球かすりの夏物の定番で、上布と言う名が与えられておりますが、強撚の絹糸を使っております。この反物はさらに経に真綿を混ぜて、本来のカベ上布よりも軽くてシワになりにくい着物に仕上がります。ゆかた(浴衣)からのステップアップに綿麻の着尺や小千谷縮などをお薦めする事が多いのですが、着物の展示会にいるマネキンさんという方が、とても重宝したということを聞き仕入してみました。 民芸調は出来るだけ避けたいのですが、僅かながらの織り難が発見され、すこし安い値段だったのと、真綿を入れた風合いが、いままでの上布と違い試してみたくなりました。幅は1尺2分・・・男性でも使える方いらっしゃるでしょう。
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