●2006年01月09日(月)
悪友ゴトウヒロシはデザイナーでありますので、当然娘さんから『私の振袖をお父さんが描いてね!大好きな藤の花で♪』 という命令をうけておりました。それで、昨年の12月の上旬に ようやっと出来上がったのが、このデザイン! 勿論、今回もRUMIX DESIGN STUDIOとなか志まやで、 ヒロシくんの藤の花の絵を、振袖になるようにディレクションしました。京都展の襦袢以来、ヒロシくんの僅かな絵から、着物全体を構成するパターンが出来てしまいました(笑) ゴトウヒロシ氏の画は、これまで浴衣、羽裏、襦袢と呉服のアイテムにデジタルプリントされてきましたが、この 振袖がある意味最終到達点であります。 総絵羽つけされた柄は、手描き友禅と同様に合い口もピタリと合い、また呉服幅の白生地(金糸で桜の花地紋入り)に染められた反物は、仕立屋さんに出しても、これがインクジェットプリントというまで、だれも気が付かない程でした。 2003年神楽坂での『呉服なか志まや』、7月の京都展『呉服なか志まや 西へ』、12月にAXISビルでの『DIGTAL RUMIX プリント15年史』とデジタルプリントによる着物の表現にたずさわってきましたが、今日、ある意味ひとつの目標点にまで到達したように思います。 それが、この成人の日に迎えられた事を、心から嬉しく思い、 『呉服なか志まや』のあらたな門出としたいと決意いたしました。 次に東京で皆様にお見せする、巴里人女将による仮想呉服店 『呉服なか志まや』は、デジタルプリントの最大限の呉服表現と デジタルとアナログの染めのインターフェースとも呼べるものを 皆様にお見せ出来るようにしたいものです。 参照 (コピー&ペーストでお願い致します) ゴトウヒロシ http://www.haili.com/gallery/ 2003年 神楽坂での『呉服なか志まや』 http://www.aiden.info/nakashimaya/2003/ 2005年 京都展 『呉服なか志まや 西へ』 http://aiden.info/nakashimaya/works/2005/index.html 仮想呉服店 巴里人女将マニグリエ真矢 http://www.maiaiam.com/
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