TOP お知らせ 店主日記 よく遊べ 店舗のご案内 気っ風市 お問い合わせ

ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2016年12月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2016年12月20日(火)

来年は酉年、小さな鶴が文様化され、花菱と並んでいる帯で迎えるのは如何でしょう。

帯  勝山健史 向鳥花菱文 名古屋帯
着物 シケ引き/紋意匠ちりめん地
帯締 帯揚 和小物さくら

●2016年12月19日(月)

着物 勝山健史 白雲練貫(しらくもねりぬき) 縞/花織

帯  勝山健史 向鳥花菱文九寸名古屋帯

ともに塩蔵繭より。無地感の花織がとてもドレッシーな装いに見えます。

●2016年12月18日(日)

白のまるまなこ綾織。織元泣かせの色ですが、潔い美しさがあります。黒い帯は洛風林製マグノリア、白と黒のコントラストが美しいです。

●2016年12月17日(土)

洛風林 マグノリアの花 九寸名古屋帯

●2016年12月16日(金)

櫻井和美さんの新作が届きました。

『くるみベージュ無地組織織着尺』
経糸、緯糸ともに赤城座繰糸を使用した反物は弾力と柔らかさを持っています。

緯糸には座繰りの節糸でニュアンスを、さらに特駒糸で紬お召のような風合いを。なにより、くるみ・五倍子・どんぐりという天然染料で出された色合いはとても優しい。

クールな反物、光沢系な反物が得意としていますが、この色目と布味には癒されます(大人のベージュピンク)。
年末でいろいろ疲れが溜まりまくっている時に、とてもありがたい反物です。さてどんな着手と縁ができるでしょうか?楽しみにしています。

●2016年12月15日(木)

櫻井和美さんの『くるみベージュ無地組織織着尺』

●2016年12月10日(土)

『羽織またはコートとして』

プラチナ箔とアクセントの刺繍で七宝を適度に配したコート地です。角通し地紋のような白生地(松岡姫)を選び、新たにデザインを決めてシンプルに染めています。羽織は勿論、道中着コートなども素敵だと思います。

濃い色目の羽織ものをお持ちの方、次には薄い色目のコートや羽織をお試し下さいませ。意外と色んな着物にも合うと思います。

●2016年12月09日(金)

着物が好きで、帯好きで、布の風合いや糸の事が気になり始めると、必ず何処かで耳にする『蓮の糸』または『蓮布』。

わたしも数回手にしたことがあります。様々な状況から入手が困難であることは分かっていましたが、今日、偶然にも出会いがありました。糸の状態ではなく、すでに八寸名古屋帯として生成り無地で織られていたのですが、絹糸などを織込まず、100%タテヨコ蓮糸で織られた八寸無地帯です。

予想を遥かに越える値段でしたが、ここで逃すとたぶん次はないな〜と自らを鼓舞して頂いて来ました。触るとやはり柔らかい。。。
見た目とまるで違うのです。やはり水草なので水分が豊富に含まれているのでしょう。他の植物の自然布とは明らかに違います。

それと絹糸などを混ぜないで、蓮糸だけで織られていたのもありがたい。
それぞれにメリット、デメリットの考え方はあると思いますが、やはり経緯蓮が良い。それに生成りの無地。野趣をそのまま味わえます。染めをするのは幾度も締めてからでも構わないと考えています。

まだ手元に来ていないので画像はありません。
どこかで画像も載せてみたいと思っています。

●2016年12月03日(土)

織司なかむら製の西陣お召し。画像だと分かりにくいですが、肩から裾にかけて七段の縞(極細から中太)を熨斗目段風に織り上げています。袋帯はふくれ織、こちらも同系色の帯合わせで洋装が多い席でも馴染むようにお召し頂いています。この方もお祝いの席に合わせて白系の平唐組。