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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2016年11月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2016年11月29日(火)

勝山健史 新作着尺 白雲練貫(縞・浮き織)

単衣にも向く生地感ですが、『冬に白』を好むなか志まやでは、是非これからお召し頂きたい着物になります。同じく勝山健史さんの帯『向鳥花菱文』を合わせて、来年に向け少し改まった装いです。

●2016年11月28日(月)


●2016年11月23日(水)

染織家・松本英利さんの紬着尺

陽の光の下で見た時の『透明感ある紬だなぁ〜』という印象を、わたしのデジカメ撮影では伝えきれませんが、反物を立てるとほのかに浮かぶ縞柄は帯との取り合わせも楽しめる紬です。

生糸と玉糸、そして真綿をつかい100%草木染めにこだわる松本さんの作品は、『グレーにほのかにベージュを感じるものを』というお客様の要望にピタリとはまるという出会いがありました。


●2016年11月22日(火)

久米島紬の九寸名古屋帯です。

沖縄の織物の中で真綿糸使いの久米島は意外と好きです。
久米島の伝統的な絣柄にも勿論魅力がありますが、着尺では無地感に近いもの、または細かい組織のものを選んで来ています。

わたしの勉強不足なのですが、久米島の帯はあまり見た事がなかったので先日2柄仕入れしました。天然染料を使いモダンな帯に織り上がっていますので、着物との取り合わせが楽しみです。

秋から初冬にかけては久米島では湿度が高く、おだやかな時期なので、ここで一年分の糸を染めると聞いた事があります。
先日、色出しを急がされたのもその為かも。細かい崩し柄の着尺がおそらく一年後くらいには出来てくると思います。気長にまっています。

●2016年11月19日(土)

佐藤新一さんの工房、白たか・たつみ綾織はとても美しい絹織物です。八丈織の工房でもたつみ綾織がありますが、白たかのたつみ綾のほうがモダンさを感じます。地も厚過ぎず硬過ぎず、程よい光沢が持ち味。織り手の方が一人しかいらっしゃらず、その方は昨年高齢で引退されたそうです。

弊店ではあと墨色のたつみ綾を持っていますが、もしどこかで白たかのたつみ綾を見かけられたらとても貴重かと思います。

●2016年11月10日(木)

柳 晋哉 『綾織縞九寸名古屋帯』

艶やかで膨らみのある絹糸で織られた縞の帯、程よい光沢感が気持ちよい帯です。光沢系の絹織りものから、真綿系の紬まで合わせることが出来ます。お父様の柳崇さんは『縞の江戸小紋にも合わせてみたい』と仰っていました。画像の着物は真綿の紋織り、カジュアルな装いながら、適度なドレッシーさを感じさせてくれる帯になると思います。

帯締は平唐組無地、帯揚はちりめん無地。ともに和小物さくら製です。

●2016年11月08日(火)

平唐組の帯締とちりめん無地の帯揚を追加しました。

礼装を除き、今回の新作展・なか志まやセレクトの染め物、光沢系絹織物、マット系紬にこれだけの色目でほぼ行けます。まぁそれだけ店主の好みが限られているからなのだと思いますが、、、汗

(平唐組の黒っぽい3色、わたしの撮影では同じ色のように映っていますが、帯に乗せると、それぞれ紺目、紫目、緑目が立つ濃い色の帯締です)

すべて和小物さくら製です。
なか志まやの新作展は13日(日)まで、12:00〜19:00で開催しております。皆様のご来店をお待ちしております。

●2016年11月07日(月)

積極的に男物を扱ってはいませんが、良いもの出会うとつい仕入れしてしまいます。反物巾1尺1寸3分の西陣お召、微妙な色使いで無地感の小格子を風通織で織り上げています。背景の画は悪友ゴトウヒロシ作、なか志まや店主のFacebookやtwitterなどのアイコンにもなっているもの。

●2016年11月04日(金)

明日5日(土)より13日(日)まで、なか志まや新作展を弊店にて行います。時間は12:00〜19:00、棚を設営し、普段は桐棚に仕舞ってある反物を一つでも多く展示出来るようにしています。そのため、メインの大きなテーブルを囲み、お客様の立つ場所が狭くなっております。大変ご不便をお掛けしますが何卒お赦しくださませ。

画像の着物と帯は、勝山健史さんの作品です。

着物 勝山健史 綺芙織
帯  勝山健史 ドレスデン華紋

『紺に碧』の取り合わせ、画像ではなかなか伝わらない『織のニュアンス』をどうか実際に手に取ってご覧くださいませ。また出品作品は10月の店主日記、よく遊べなどにも掲載しておりますので、ご来店前の参考になどして頂ければ幸いです。