●2016年11月22日(火)
久米島紬の九寸名古屋帯です。 沖縄の織物の中で真綿糸使いの久米島は意外と好きです。 久米島の伝統的な絣柄にも勿論魅力がありますが、着尺では無地感に近いもの、または細かい組織のものを選んで来ています。 わたしの勉強不足なのですが、久米島の帯はあまり見た事がなかったので先日2柄仕入れしました。天然染料を使いモダンな帯に織り上がっていますので、着物との取り合わせが楽しみです。 秋から初冬にかけては久米島では湿度が高く、おだやかな時期なので、ここで一年分の糸を染めると聞いた事があります。 先日、色出しを急がされたのもその為かも。細かい崩し柄の着尺がおそらく一年後くらいには出来てくると思います。気長にまっています。
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