●2014年11月29日(土)
新作の染めの小紋が入荷しました。 江戸時代後期の裃の柄を復元、『よろけ万筋』と名付けています。 10月には経てのよろけ万筋を作りましたが、今度はヨコ使いにしてあります。染め上がりの色合いがとても深く美しいです。 通常の江戸小紋と同じように、帯合わせによって、ドレスコードの上げ下げが出来る重宝する着物なのです。錦の帯も紬の帯も合うでしょう。しかし今日は、たまたま同じく新しく入荷した、南風原花織をのせてみました。 茶色の同系色の濃淡になっているので、とても相性がいいのですが、それ以上に、着物の小さなヨコのよろけと、花織の浮き柄の様子が良く調和しているように感じます。好きな取り合わせです。
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