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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2015年09月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2015年09月13日(日)

『地機結城紬と川村成(かわむらじょう)さんの帯』

着物は結城紬、絹鼠地に絣の鱗柄が着物全体に広がっています。
三角と帯の四角で構成された着物と帯の取り合わせ。
19日からの名古屋本山での展示会に出品します。

太鼓と垂れ柄の雰囲気を、前回の投稿とは少し変えてみました。
名古屋帯の仕立ての時、名古屋仕立てか開きか松葉か、、、ということに気をとられますが、まずはお客様の身体に合った、帯の総丈、太鼓巾、前帯巾を割り出すことが必要です。

成くんの帯のように、かなり丈がある場合、ある程度、お好みで柄だしを選ぶことも可能です。また帯によっては短い場合もあるかもしれません。そんな時に、仕立て一衣舎の木村先生に相談してみて下さい。
着物の寸法と同じく、ご自身の身体に合った帯の仕立て上がり寸法を知ることは、結び易い帯を手にする近道だと思います。

『なか志まや・一衣舎・komamono玖 三人展』
期間:2015年9月19日〜23日
時間:11:00〜19:00 ※最終日は17:00まで。
会場:レンタルスペース float
http://floatmotoyama.wix.com/float
名古屋市千種区四谷通2-8 YOU YOTSUYA 2階
地下鉄東山線本山駅5番出口より1分

●2015年09月07日(月)

新作着尺と帯

9月に入り新作の着尺と帯が勢揃いしました。『織の着物に織の帯』という取り合わせが多いなか志まやですが、今年は織に負けないくらい、染めの着物も充実しております。

着物 シケ引き/絹鼠段 染の小阪
帯  一重蔓牡丹段 勝山健史

いつもの白生地よりも、少し畝のある生地にシケ引きを。ほんのりとした段のアクセントが、今までのシケ引きと少し趣きを変えています。生地の厚みが袷にちょうど良い感じです。染めの色合いが本当に美しく、なか志まやでは定番のように白系を注文しますが、仕上がりは毎回違います。小阪さんの処しか表現出来ないシケ引きだと思います。

塩蔵繭からの糸で織られた帯。一重蔓牡丹は名物裂としてとても有名ですが、勝山さんが作ると、ひと味もふた味も違います。抜群の配色のセンスが、塩繭の糸の美しさを最大限に活かし、着物と取り合わせると、着手の佇まい、その品格を押し上げてくれるようです。
 
展示会のお知らせ 9月19日(土)〜23日(水)
名古屋市本山 ギャラリーfloatにて 11時〜19時(最終日17時)
なか志まや 一衣舎 komamono玖 三人展

●2015年09月05日(土)

講談社 婦人画報 10月号(9月1日発売)

森田空美さんのスタイリング&着付けで、なか志まやの着物と帯を掲載して頂きました。

黒八丈のたつみ綾織 落ち着いた黒、凛とした印象のある絹織物。たつみ綾の原点とも言える八丈織です。

首里ロートン織の名古屋帯 人間国宝の宮平初子氏から直接指導を受けた長男の宮平一夫氏の作品です。

グリーンの平唐組の帯締が効いています。

●2015年09月04日(金)

講談社 婦人画報 10月号  なか志まやの着物と帯を掲載

森田空美さんによるスタイリング&着付け

●2015年09月03日(木)

掲載した着物と帯は、この一点のみです。
現在は本仕立てしてありますので、掲載価格より2割引きにて販売致します。

着物の寸法直し(別途、仕立て直し料が掛かります)もお受けします。

掲載価格
黒八丈 たつみ綾織 袷仕立含         689,000円
首里ロートン織名古屋帯 開き仕立含      384,000円