●2009年08月23日(日)
吉田美保子 作 新作着尺・vol.4 織り上がりのコンセプトを決める 経て糸を決める 緯糸を決める 試し織りの段階 四作目となるこの着尺は、この織り上がりを お客様にお見せして、ここからお客様の オリジナルな一枚を織り上げる為の 基本ベースカラー、そして柄となるものです。 画像は緯糸の入り具合を、赤い頭の針で確認しているところです。 経糸は、大理石宮殿でも用いた、水谷ルリ子さんが作った座繰糸。 ご自分で蚕の卵を孵し、桑を与え育て、繭にして、生繭で 座繰りで糸を引く、、、八丁撚糸 わら灰の灰汁練りです。 緯糸、はお客様の為のものと言えるかもしれません。 何色でどういう糸を織り込んでいくか・・・ この着尺は、極めてニュートラルなものを織り上げています。 そして、ここからどの段階に織り上げるか! それはお客様となか志まやと吉田で決めさせて頂いたい そういうコンセプトの着尺なのです。
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