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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2016年07月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2016年07月29日(金)

梅雨明け!いよいよ真夏です。

着物 近賢織物 撚糸生絹夏着尺
帯  宮古上布 新里玲子 手績み苧麻糸 藍・茜染め

わたしは、いつもの浴衣と小千谷縮の重ね着です。

●2016年07月21日(木)

『米沢から白鷹へ』

2日間かけて機元を廻ってきました。機の画像は、白たか織・佐藤新一さんの工房です。今回は美しい白地に黒の細かい絣柄の着尺を頼んで来ました。白地でも2柄あるので楽しみです。絣柄ですがとてもスッキリ、機に掛かっている状態からでも品格を感じる絣です。入荷はもう少し先になります。

米沢では以前から作品を扱っている機元にお邪魔して、いろいろと相談してきました。これから作られる作品も本当に楽しみ!個人的な嗜好ですが、より具体的にそのイメージを伝える為に、反物・織見本裂・帯地などを持参したため、普段の出張の2倍以上重たいキャリーケース、小売りの呉服店なのに、産地の機元に、逆に担ぎで販売に来た営業マンの様;;;。かなり疲れましたが、美味しい米沢牛と米沢のラーメンで大満足!胃袋を掴まれれば男はOKです。

●2016年07月20日(水)

白たか織 佐藤新一さんの工房にて

糸に少しでも負担を掛けない機(はた)でした。絣糸が美しく、隣で綾織をしている機があるのですが、そのリズム感ある打込みの機音と、絣台の機音の音色がとても心地よい工房でした。

●2016年07月19日(火)

板締め絣の見本です!こうして、糸をはさみ、『ぶっかけ』して染めます!

●2016年07月12日(火)

今日のお客様

着物 八重山上布 帯 ジャワ更紗麻帯・reisia藤井礼子

遠方からいらして下さったお客様、やはり夏の上布を着た女性を拝見するのはとても心躍りますね〜。撮影は店内のものですが、お見送りに外まで行き、陽の光の下で拝見した時、その着姿に『夏は良いな!』と思わせてくれます。こんなに蒸して暑いのですが、、、その姿には涼味と風を感じます。

洋服を選ぶ感覚の延長線上で、9月からの着物の着回しの事などを相談させて頂きました。本格的な夏が目の前ですが、お仕度の時間を要する着物の場合、秋からの装いのこともそろそろ考えねばなりません。着物の世界では『上布の季節』が終わると、一番難しい『秋単衣』の季節を迎えるからです。


●2016年07月09日(土)

あと、ちょうど2ヶ月、9月10日も過ぎると、、、

最近の天候をみていると、『従来の衣替えにルールに縛られない布質の選び方する方が賢明です。。。』と言ったその口で、9月10日も過ぎると秋への助走をしなければならないとも考えます。

着物 置賜紬 白たか織 草木染
帯  西川はるえ 手織八寸帯 『落雁』

伝産指定の白たか織は、シンプルな縞。この地風は単衣に向いています。このグレーの色目だと、春単衣にも秋単衣にもお召し頂ける着回しの効く着物になると思います。

西川さんの帯は、ネパール産手紡刺草(アロー)とネパール産手紡大麻(ヘンプ)を主材料に、赤城座繰糸や野蚕糸などを天然染料で染めて手織りされたものです。タイトルは『落雁・らくがん』、和菓子のような優しい色目からだと思います。刺草と大麻の糸質からしても、これから来る秋単衣にピッタリ、『上布の前、上布の後』に締めて頂きたい帯です。

●2016年07月05日(火)

今日の店内

小千谷縮と夏の染め帯です!

●2016年07月04日(月)