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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2015年07月の店主日記
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●2015年07月23日(木)

染めの夏着物と染めの夏帯

夏のきものは、礼装や準礼装の装いについてあまり話題になりませんし、呉服屋としても、どうしても普段着の夏の着物をメインに据えています。その中でも主役は『織の上布』になるのでしょうが、今日は夏の染めの着物と染めの帯です。

着物 絹/麻少々の生地にタテシケ引き 染の小阪製
帯  麻生地に崩し格子更紗紋     仁平幸春作
帯  絽目にロウケツの格子 (下の画像の帯)
帯締 帯揚  共に和小物さくら

●2015年07月22日(水)


●2015年07月08日(水)

今日のお仕度

着物 うすお召生地に型染め小紋 織司なかむら
帯  撚りの強い真綿糸を織込んだ、さや形に雪輪紋の袋帯

単衣前半から夏のはじめにお召頂くように織った西陣の『薄お召』、近くでみると斜め格子の地紋が浮かび上がり、僅かな透け感があります。その上から型で小紋柄を染めました。

着物全体はパープル基調ですので、帯や帯締にアクセントに紫を使って同調させています。
半衿も帯揚も帯締も夏仕様。あいにくの雨模様ですが、爽やかな装いでお出かけです。