●2008年05月29日(木)
図案 なか志まやが関わった図案は、デザイナーの岡さん、ゴトウさん、芝崎さん、そして染屋を通して名も知らない方など、多くあります。着物、帯、襦袢、羽裏そして浴衣などなど。 手元にある図案帳を眺めると、その時の自分が少しながらも反映されているのは、まるで昔の自分の日記を読んでいるようです。 浴衣の季節となり、3年目を迎えるこの図案を眺めていて、あっ!この線がこの図案の生命線だなと初めて気づいたりする自分が情けない。 大きな括りを考えて、到達点を決めてそこから詳細な部分を決めて行く作業が、だいたいの仕事の進行のように思うのですが、1年目、2年目そして3年目となると、図案が、ある種成長というか、変化したと感じるのは親馬鹿といえるかもしれません。 歴史を刻んで行くことが、図案を成熟させていくことだと、早朝にぼんやり考えています。やはり、大好きな図案ですね、これは。
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