●2016年04月25日(月)
春単衣の着物として『単衣・夏物新作展』より 着物 西陣風通お召 違い縞 織司なかむら 帯 ろうけつよろけ縞 仁平幸春 『染めの縞帯』で、これ程までに『深みといいますか、ニュアンスと言いますか、むしろ品格』さえ感じてしまう帯はそうお目に掛かれないと思います。張りのある赤城紬地、袷の時期も勿論締めて頂ける帯です。 多くは紬地の着物などを合わせるところですが、今回は縞の中にある銀彩の丸のアクセントを拾い、なか志まやで定番の西陣お召を合わせています。このお召は、ドットの紋と違い市松文が複雑に絡みあった風通織、生地の裏側はまた違う表情が見れるのです。袷仕立ても良いですが、単衣に仕立てて、あえて裏側の紋柄をみせるのも一つの手ですね。シュッ!とした雰囲気になっているでしょうか? 次回には、もっと普段使いの着物に合わせてみるつもりです。
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