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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2013年04月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2013年04月25日(木)


小物の色合いもこちら側を使いたくなる季節です。透明感を増した帯揚です。

そして、もう一ヶ月もすると素材も変わって行きます。
揚流ちりめん、絽ちりめん、、、そして麻と。
今年は麻の帯揚を充実させたいと思っています。

●2013年04月19日(金)

仁平幸春作小花更紗夏帯に壁糸夏きもの格子

経(た)てにも緯(よこ)にも壁糸(S撚りとZ撚りの糸を合糸)という独特の糸に、真綿糸を混ぜながら織り上げられた格子の夏の着物。

ラミーや苧麻などの麻、上布の着物とも、絹糸の夏ものとも違い、適度なシャリ感と軽さを持った反物になっています。もちろん、水洗い仕様にて仕立てられます。

芭蕉の糸を織り込み独特の趣きのある生地をベースにして、染色家・仁平幸春さんに小花更紗を染めて貰いました。

*夏帯九寸名古屋帯・丸小花更紗 仁平幸春作 すでに売約済みになっておりますが、6月下旬納めで新たに染めのご注文もお承けしております。気軽にご相談くださいませ。


●2013年04月18日(木)


仁平幸春氏作 丸小花更紗 夏九寸名古屋帯

●2013年04月17日(水)

久米島の無地紬 単衣用として織られたもの

単衣の時期のお召し頂けるように撚糸を使い、清涼感を出した久米島の無地紬です。

染料はホルトノキ。糸使いからして文化財の規定からは外れていますが、すこしグレー味のあるベージュは、春単衣、秋単衣と両方にお使い頂けると思います。

合わせた帯も、単衣の時期を狙った袋帯。
小物は春単衣を意識して、絽ちりめんの帯揚げに一本独鈷の帯締。


●2013年04月16日(火)

夏久米島というものはありません。これは撚糸を使いホルトノキで染めた色合いが美しい久米島紬。もちろん文化財の規定から外れていますので証紙もありません。

下田紬の下井さんが織られる単衣用の着尺と風合いが似ていますね。柔らかさにほどよいシャリ感があって、春単衣、秋単衣にお召になって頂けます。

一衣舎さんにて、航空絹布の総居敷当仕立てにして、水洗い出来る着物としてお仕立てされることをお薦めします。

●2013年04月15日(月)


単衣に向く久米島紬無地(撚糸使い 染料はホルトノキ)

単衣用の袋帯

帯締 平組 一本独鈷 帯揚 絽ちりめん


●2013年04月14日(日)

中野みどりさんの帯が入荷しております。

『網代段』 赤城の座繰り糸をやまももとすももで染め、2年間寝かせた糸で織り上げています。
単純な緯段だからこそ、明らかになる織手の技量。
眺めていくほどに、その布の魅力に引き込まれて行くようです。

●2013年04月13日(土)

紬織 中野みどり作 九寸名古屋帯

『網代段』

●2013年04月12日(金)



無地紬との取り合わせ


●2013年04月10日(水)

生紬型染め更紗・九寸名古屋帯


生紬の帯は、絹糸でありながら精錬の具合で麻布のような張り感もあり、真冬以外締めてよいと言われています。しかしベストマッチな季節は、やはり春単衣、秋単衣から袷のはじまりの前半のようにも思います。

また取り合わせする着物や、帯締や帯揚などでも印象ががらりと変わると思いますので、そのあたりも目配りして頂けると素敵な帯であると思います。
もうすぐ5月。連休を超えるあたりからぐぐっと夏を意識してお召し替えも始まるでしょう。今年は何故か夏が少し早いような気がしています。
この他にも単衣〜夏の新作が揃って来ています。
どうか、お早めにご覧になってくださいませ。