●2008年04月30日(水)
『The 澁澤』 つれづれ3 Rumixの芝崎るみから第2稿のデザイン画がメールで送られて来て一週間になる。 近しい人からアイディアを頂き、彼女にプラスのモチーフをメールする。 澁澤龍彦は、僕にとっては凄く曖昧な存在である。彼の大まかな人生スタイルは、全くもって共感出来るものであるけど、細かい処では共鳴出来難いというか、何がよいのか、理解し難い部分もある。彼の人生や作品をすべてなぞった訳でもなく、僕の捉え方はある種、ファッションだと感じる。 思えば『緊縛』という題材も一昔前ならアンダーグランドな嗜好とされていたが、今ではかなり認知され、多くの方の嗜みとなっている。ファッションといっていい(たぶん) 澁澤龍彦が世に示したものはなにか!僕にはまだまだ何も理解出来ていない。 いくら年月をかけてもこの凡人には、到底理解出来ないものだと想像がつく。 が、ここに一つのオマージュを存在させようとしている。それは、自分が足をつけているこの平易な日常に、少し毒を盛る感じだ。自ら望んである種の痺れを促すような そんなテーマだと思う。 『The 澁澤』浴衣 乞うご期待!とは言えない。 がものすごいデザインだ。 ドクロなど真似が横行したこの浴衣の世界に、絶対に他の追従、または模倣を許さないテーマとデザインだと信じる。
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