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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2003年03月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2003年03月30日(日)

遊び仲間、集合!

 めずらしく集合写真をとりました。中島、あまり、いかにもと言うの好きじゃないのですが、29日のお座敷があまりにも、いいお座敷だったので、、、、この日は朝から、御三味線の御稽古、仕立ての手配、着付け、お座敷と休む暇なく、趣味と仕事に遊びと動き回りました。でもとても幸せな一日でした。
 『これからカラオケいくぞー!』
 

●2003年03月29日(土)

新婦の御仕度

 これから友人が集まり、御結婚のお披露目です。
彼女の着物は、旦那さまからの結婚指輪の替わりです。背には旦那さまの家紋を入れて、作られました。なか志まやも、今までお作り頂いた着物の中で、一番のお気に入りです。帯はビロード、最高に決まってます!これからも末永く、愛用してください。そしてお幸せに!



 

●2003年03月28日(金)

唐織 唐織 唐織 唐織、、、、、、う〜ん!

 気っ風市のところでも書きましたが、最近、頭がからおり、
空居り、空居り。僕は商売はけっして上手ではありませんが、商品の引きというか、たどり着く力みたいなものはあると秘かに思っています。『あそこにある、あそこが扱っている、、、、』などなど。高くていいものならいくらでもある、そこにながれないで、いいもの、、、とここまで書いて、ひとつ思いつきました。トップメーカーでありながら、ロットが少なく、地色が変わっていて、古典でかわいいもの。ちょっと『かわいい』というの今回は意外とキーワードです。

●2003年03月20日(木)

夏木マリさんのライブへ

 仕事柄芸能人慣れしているのかもしれませんが、マリさんはとても気さくでつきあいやすい方、そして、なによりも
『カッコいい!!!!!!』
 とにかくセンスがある。ときどきなか志まやに来て頂くときでも、とにかく頭のさきから爪の先までセンスの良さが感じられます。たぶん、僕はまねできないけど、自分がおんなだったら、こういう人になりたいって思う人なんだな。とうぜんそのセンスは
着物にも活かされ、最近、朝丘ルリ子さんに触発されたのよ、といいながら来店してくれたときのスナップです。
 『千と千尋の、、』の湯婆、『ピンポン』のおばば役で、子供達には大人気。ますますの活躍をお祈りしてます。
 そして、この日のライブ!
中島、これからしばらくは、カラオケでこれ唄うでしょうね!
 『まちがいはあの時生まれた♪
   私は我慢出来ない♪、、、、、、、、』

●2003年03月19日(水)

今日も着付け!

 3月はお客様の着付けをさせて頂くことが多いです。なか志まやでつくって頂いたものが、こうしてちゃんとお客様の役にたっていることを、こうして実感出来ると共に、なか志まやの見立てに間違いはなかったか、など感じるところが多いです。
 上田紬の細縞に、紬糸と引箔を織りあわせた珍しい無地の洒落袋帯を合わせています。長襦袢は音符をモチーフにした柄のもの、この後はタッサ−シルクの春らしいショールを羽織って出来上がり!いってらっしゃいませ!!
 

●2003年03月16日(日)

    御夫婦で

 いつも素敵なお二人、見ていてとても憧れます。
今日は、旦那様のきものを見に来ていただきました、、、、が
そこに、新たな展開が。
 どういう展開かは、4月12、13日の金沢、春の園遊会旅行でお知らせします。確かに旦那様の着物も決めました。とても珍しい野蚕の紬です。グレーの無地なんですが、野性味溢れながら洗練された趣のある紬です。ちなみに一疋でお勧めしました。
 じつは、これが新たな展開のヒント!
いま、胴裏の色を検討中、角帯は、夢訪庵 桝蔵さんの袋帯を角帯に仕立て直したものです。
 そして、男物長襦袢は、鳥獣戯画を題材にしたものにしたのですが、ここでさらに襦袢裏に、なか志まや独自のひと工夫を、、
 お客様のお許しでれば、ここでおみせすることができるかも知れません。
 御夫婦で呉服屋に、そしてお互いが楽しめる買い物に、
そんなことが実現できるような呉服屋でありたいです。

●2003年03月14日(金)

ホワイトデーの日、着物でデート!

 もう何回もこうして着物で過ごす日がありますね。偶然といいながら、ホワイトデーにダンスホールでデート、それも着物で、、、彼に言わせれば、タキシードはとてもつまらないそうです。こうして、彼の中で、ハレの日の勝負服が羽織、着物、袴の一式です。
 羽織はおなじ素材、お召しの共濃色、羽裏は織で宝尽くし、長襦袢は絵馬、袴は精好の縦縞ではなく、お召しの横段縞柄。

 もう、4回ぐらい着てますよね。今度は海外の(母国の)パーティーで着る日も近いですね。

 日本人じゃないお客様、なか志まやにはいらっしゃってくれます。そして同じように着物を楽しんで頂いてます。そして、着物の不自由さも楽しんでくれてます。
 中島、素直にうれしいです。
(前世てあるのかしれないけど、もしあるなら彼等はきっと日本に住んでたんだ!そうじゃないと、納得できない。とすると、彼は、、、)

●2003年03月11日(火)

仕立の一衣舎さんで

 一衣舎さんの個展があります。創作仕立で現代の第一人者、木村幸夫先生の創意工夫が、千葉、館山の唐桟木綿に施されたものなど、今回もみどころがたくさんあるようです。
新たに開発された八掛が凄そうで、きもののハードユーザーには見逃せないもののようです。
 きものサロンにも、お知らせがでていますし、下記をコピー&ペーストして見て下さい。
http://www.kt.rim.or.jp/~ichieya/

●2003年03月10日(月)

 仕立の一衣舎さんへ

 米沢の紅花紬、諏訪好風さんの作品です。
胴裏は紬用胴裏と真綿紬の八掛を紫の濃淡で、ぼかしに別染めしたものです。
 これから、仕立に回します。春の金沢で素晴らしい着姿になると思います、、、
 もっと前からデジカメとパソコンあれば、こうして残せたのにと思います。お客様に納品しますと、あとの御縁がなければ、どうなったか分からなくなりますし、それに今、もう一度手にしてみたい、着物、帯、ホントたくさんあります。

●2003年03月09日(日)

出来上がり!

 どうでしょう?やはり身体にまとってはじめて、その良さが発揮できます。2枚目の柔らかもの、これから長く愛用していただけると思います。
 それに、いい天気!
今日は長丁場とのことで、いつもより入念に着付けをしたのですが、どうでしょうか?

●2003年03月08日(土)

明日は着付け

 シボのある縮緬にローケツでエ霞を描いた附け下げ、匹田を市松に染めたしっとりした長襦袢、笹蔓緞子の文様を黒、赤茶に織り分けた袋帯の一式。

 明日の朝の着付けの準備です。いい天気になりますように!

●2003年03月07日(金)

今日も日本橋へ

 今日は、今回の気っ風市から初めてお取り引きさせていただくこととなった、紬専門の問屋さんの新作発表で日本橋に来ました。松煙染の縞の男物紬を気っ風市で決めさせて頂いたので、今回は夏物の紬をいろいろ見させて頂きました。
 
 いやーとてもいい眺めで、ついついあれもこれもと目が行くのですが、、、
 片貝木綿の縞、格子の着尺、東郷織物に別注された無地の夏大島、10色ぐらいありました。生地が夏物の清涼感ありながら、ほっくりしてて凄く良かった。
 そして小千谷ちぢみ、ありましたよー。いいのが。
デジカメは持っていたのですが、なか志まやへの入荷が4月末ですので、ここでは撮らず、入荷しましたらおしらせします。
 この安くていい柄の縞の小千谷ちぢみのおかげで、ようやく前に悩んでやめた越後上布を忘れられそうです。
 そりゃ、初恋の人みたいなものだから、いつまでも残るし、いいんでしょうが、実際結婚するのは、もっと現実的ですよね。(あくまで、いい意味で!)
 今日は、えなしです。

●2003年03月06日(木)

   一衣舎の木村先生、来店。

  仕立てでお世話になっている木村先生に、仕立上りの良さを見極めるコツ、ポイントなどを教わっています。呉服屋を十年やっても、見過ごしてしまうことがあるので、勉強になります。

 もともと、なか志まやは中島一人ですべてやるので、当然仕立て屋にも私が行きます。そこで得る情報や知識がどれだけ役立っているかは、なかなか言い尽くせません。
 きものの出来上がりの形は、95%どれもおなじです。ですから今や、中国やベトナムでも安い工賃で仕立て上がってきます。
 多くの量販店がそのシステムにのっかって着物が出来る時代に逆行するように、一枚の仕上がりの良さ、着た時、畳んだ時により美しくなるように考えて仕立をする姿勢には、感動します。
 
 なか志まやが発注するとき、基本的な寸法の他に出来上がりの曖昧なイメージを伝えることがあるのですが、それを実物のものにしてくれるのが、一衣舎さんです。

 その凄さは、今出ている『きものサロン』の桃井かおるさんのきものを見ればわかると思います。
 そういえば、数年前までよく服地からきものを縫ってもらいました。これは、それを遥かに凌ぐ大変さだったと思います。

●2003年03月05日(水)

今日も井登美へ

 麻の着尺を仕入れに、また日本橋へ。じつは明日は、京都の有名な染め屋さんの創業270年記念の展示会があり、秋物内見会なのでチェックしに行きます。これで3日連続で日本橋へ出かけることとなりますが、、、

 気っ風市のページで書いたように、古典を見直すなか志まやの今後のラインナップには、欠かせないメーカーです。

 夏物に続き、秋物も充実させます。
いい目利きができますように。

●2003年03月04日(火)

夏物の小物を仕入れに

 日本橋の井登美で、夏物の浴衣、小物の新作展があり、さっそく仕入れに行ってきました。井登美さんとは、中島が独立してからずーと(京都店は子供の頃からお邪魔してますが)お世話になっています。なか志まやのオリジナル60色江戸組み帯締めをはじめ、昨年より友人で仕事仲間の芝崎さんのディレクションで
itomiブランドの浴衣を発表するなど、意欲的な姿勢がとても好感もてます。
 展示会場も凝ったディスプレーで、きものが好きな人にとってはたまらない小物たちで一杯でした。

 呉服屋の私でさえ、ついついあれも、これもと手が伸びてしまします。なか志まやセレクトでかなり絞り込まれたアイテムを、5月からお見せ出来るとおもいます。
 このページにて、すこしずつ発表しますね。

夏物は、たのしいです。浴衣のラインもかなりいいですよ。
 この画像は、井登美さんからお借りしたものです。(今日、デジカメ忘れました。)

 あす、夏物の着尺をみるために、もういちどいきますので、またお知らせします。

●2003年03月01日(土)

なんか、のんびり

 今回の気っ風市は、なんかのんびりすごしました。
お客様が、一度に何人も重なり、御不便をかけることもなく、丁寧にゆったりお相手できたような気がします。この日も3組のお客様が図ったように、時間をずらして御来店していただきまた。

 この絵は『頑張って仕事しましたね!』とお客様にとって頂きました。
しかしゆったりとした気持ちで接客するのはいいんですが、中島の服装までゆったりしすぎですよね。
 それに『もう7時だから』と言われ、帰られたのですが、今日は中島、7時からバスケの日であることを知っておられて帰られました。
  服装から何から何までお客様に甘えているのが、なか志まやです。早く一人前にならないと、、、、

 でも気張っていいスーツ着てたり、着物きてたりしても全くお客様がいらっしゃらなくて、そうでない時にいらっしゃることが多いですね、ズボンのひざがすぐ白くなるのが嫌で、スエットはいてしまうのですが、、、、

 しかし、遊びではきもの着るくせに、仕事で着るのが少ないのは、よくないですよね、呉服屋としては。