●2008年02月12日(火)
隼人紬とは・・・ 鹿児島大島の機屋さんなのに、真綿使いの着尺も得意とされていて、平面的な 質感のする大島紬にあまり魅力を感じないなか志まやにとって、唯一大島紬を セレクトしようかな〜と思える機屋さんのブランドです。 今回の展示会にも出品していただき、その名の由来などを尋ねた所、丁寧な 説明をいただきました。 隼人紬工房 当工房発足のきっかけは真綿糸使いの「大島紬」から始まりました。雪深い北国では、「ひんやりとして滑らかな大島紬の風合いでは冬の寒さに耐え難い」とのお言葉を受け、保温性に優れる真綿糸を織り込んだ古代の大島紬を復元致しました。名称も従来の大島紬と一線を画する意味で、産地である鹿児島の先住民族と云われる隼人族の名前を冠し、「隼人紬」と命名致しました。 また、当工房は大島紬の技術を生かしながらも、従来の大島紬の枠を超えたモノ作りを目指しています。実際に着物を着る方々の声をカタチに。着物が工芸的な置物にならないように心がけています。 なるほど!
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