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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2013年01月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2013年01月30日(水)

和小物さくら『SACRA草木染帯揚』新色入荷しました

新色はぷらす10色ですが、そのうちなか志まやは6色選ばせて貰いました。

(いま全体で60色揃っているようです、凄い!)
この画像以外に、新色にはもっと明るいクリームやピンクもあります。
透明感のある優しい色合いです。

●2013年01月22日(火)

1/26(土)〜2/3(日)まで気っ風市

今日は小千谷産地の夏物の展示会があり、日本橋に脚を延ばしました。
ついでに帯の問屋も覗いてみると、面白い名古屋帯を発見。

西陣の老舗の機屋Tといえばすぐに分かりそうですが、白地の九寸名古屋が素敵でした。あとお買い得な九寸を上手に作る機屋がありまして、問屋に聞きますと、いつ電話しても機の音がしているとのこと、、この業界は寂しい話を聞く事が多いですが、そんな元気な機屋から新作もセレクト。

気っ風市の後に仕入れすればいいのですが、見てしまった以上、今回の気っ風市にも出品します。大したことは出来ないかもしれませんが、お買い上げ下さる方には心意気をお見せしたいと思います。

画像は、出品予定の着尺達です。


●2013年01月09日(水)

勝山健史氏の帯

名古屋帯 市松取入子菱 塩蔵繭使用

勝山さんの帯が、他の帯と明らかに一線を画している理由は多くある。
ご存知の方も多いと思うが、私が一番に共鳴しているのは常に『美しい絹織物』を求めていること、その手段として、日本の土から始る総ての工程に彼が関わって、今でも開拓と革新をしていること。

『明らかに違う、何かが違う』 は専門的にその分野のことを知らなくてもある程度伝わります。少しその分野のことを知るようになると、さらに気づきが増え、そこに足を踏み入れると大きな歓びも享受できます。そして、またその難しさや困難さも同時に知ることになります。美しい絹織物は何かを常に問う作業です。これはそんな帯です。



●2013年01月08日(火)


勝山健史氏の帯 

光の揺らぎで、市松が浮かんできます。