●2012年01月24日(火)
お召しと振袖 お母様は、西陣お召(八丁撚糸入) 角散しとドット地紋 娘様、松竹梅を総柄に染めた個性的な柄
昨今の振袖姿には、なんと表現していいか困ることがあります。いや、もしかしたら、ただ自分が老け込んでいるのかもしれないと疑うこともあるのですが、やはり古典だからいいというのでなく、染めにしても織りにしても、仕立てにしても、小物一つとっても、上質なものが醸し出す品の良さは、年代を越えて着続けられることも保証します。 振袖は、着なくなったら洗い張りして保管しておくのがいいと思います。 自分が結婚して、娘が出来た時、お祝い着として仕立て直してあげることもできますし、保存もそのほうが生地には良いですね。 自分の孫の7歳のお祝い着を、そのおばあちゃんが着た振袖で仕立てたという例もありますし。 この総柄なら、可愛いお祝い着が出来そうですね!
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