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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2003年01月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2003年01月29日(水)

そんなヒロシにだ〜まされ♪ 其の1
 
 なか志まやの歴史に多大な変革をもたらした男。
そんなヒロシに騙されて、長唄を始め、三味線弾きになりました。能楽堂など、ほとんどの人が舞台に立つことなどないと思いますが、そんなヒロシにだ〜まされ♪、矢来能楽堂で五郎を唄いました。これから先、何をやらされるか、、、、

 尊敬出来る友人と思うから、騙される。それに付き合う自分もいかに騙されるかを楽しんでいるようで、、、、

 ゴトウさん、何年か前に言ってた、ブルース・リ−のジークンドウの教室、まだやってるかなぁ。

●2003年01月28日(火)

きもので遊ぶ
 
 もう10年近く、金沢の東の御茶屋で遊ぶ会をやっています。
主に、桜の頃、浅野川で行なわれる園遊会に合わせて行っています。もうすっかり『馴染み』と言っていいのでしょうが、遊ばセて頂きながら、いまでもお勉強してます。決してお大臣でもなく、謙虚にでも楽しく、時には少し羽目をはずしながら、文化を学んでます。

 このお方は、決して小節をまわして、演歌を歌っているのでなく、お座敷遊びで負けた悔しさを表現されています。
『こんぴらふねふね、おいけに』の三味線に合わせながら、相手との駆け引きゲームです。結構ハマります。
 殿方だけが楽しむお座敷は、もう過去のものでしょう。
芸者さんの、本当の芸と粋さと心使いに、そのきもの姿の美しさに、そこで遊ばれるお客様の着物姿をながめていると、きものが生きていると感じます。冠婚葬祭、習い事の時にはない、自由さ、躍動感、自分らしさみたいなものです。
 きもの着て遊んでますか?

●2003年01月26日(日)

25日(土)新橋料亭、金田中にて。消費者販売会

 毎年恒例の販売会にお客様をお連れ仕ました。ここはとても有名な料亭でこの部屋は、運気が上がる出世部屋として、財界、政界のお方が好んでお使いになるとのことです。
 それではと、一枚撮りました。皆様の運気も上がることをお祈りします。

●2003年01月19日(日)

明日は歌舞伎観賞、お客様の着物の準備。
いつものように、シワを取り明日の朝を着手を待ちます。この襦袢と羽織はすでに何度か着て頂いたものですが、こうしてまた僕の手元にもどってくると、嫁に出したかわいい娘の里帰りのようで、嬉しいものです。よくできた娘だと新ためて思うな。
 きものはお客様が明日持ってこられます。江戸小紋、三役のきもの(表地に角通、行儀が市松に。八掛が額取りの鮫、きものファンにはお馴染みでしょう)
 帯は初お目見えの黄金繭、無地の袋帯。これがすごい。一目惚れされてから実に3年目にして初デビュウ。とても大事にされてきた帯です。素晴らしい着姿になることと思います。