●2017年11月20日(月)
店主の着物が仕上がってきました。 今年は2枚の(も!)着物を作ったのですが、3月に大麻布、そして今回は紙布。どちらも一衣舎製の仕立て、航空絹布(パラシュート・シルク)を別染めし総居敷当付き水洗い仕様の仕立てです。 大麻布(麻世妙・誉田屋源兵衛製)は、染めと素材がマッチしたのか、柔らかくシワが程よい感じで(むしろシワがつかないくらい)、単衣の着物として快適に過ごせました。 今回の紙布は風合いは良いのですが、シワが出そうです。 しかしそういうことを気にせず、ガシガシと少し乱暴に着てみようと思います。着こなした先にあるこの布感を既に見ているので(何度も洗い張りをした結城紬を見るのと同じ)、上手くビンテージに育てられるか楽しみです。もちろん、丸洗いはドライではなく、このまま水洗いします。 書はやらないのですが、例えば墨のシミが付いたり(実際はボールペンかな)、布が擦れたりなど本来は避けたいことも見てみたいですね。
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