●2016年11月03日(木)
今日のお仕度 友人の結婚式にお出かけです。アールデコ華文の附下に『葡萄唐草文』、金モールの袋帯です。もう10年以上前に作って頂いて何度も活躍した帯が、新しい附下に取り合わせ出来るのも着物の醍醐味です。附下は染の小阪さん、色目、デザイン共に現代の生活によくマッチしますね。 11/5(土)からの新作展では、出来立てほやほやの新作の附下が届く予定ですが、、、会期初めには間に合わないかもしれません。これまた透明感あふれる今の時代の附下です。とても美しい。自慢の附下になると思います。 『光沢感のある織無地』を従来の『染め無地、軽めの附下』の替わりとして準礼装の装いをして頂くことを提案してすでに20年近くになります。この金モールの袋帯も当初は西陣お召に合わせて、準礼装として幾度もお召し頂きましたが、最近は積極的に染め物もお薦めするようにしています。 しかし、なか志まやの着物の基本線は『織りの無地感』にあるのは今でも変わりませんが、意識して染めのものもお客様にお見せ出来るように、今回の新作展は意識しております。かっと言って沢山ある訳ではありませんが、どれも自慢の作品です。 今もヤマトさんが、あたらしい染め帯、シケ引きの着物、角通しの着物などを運んでくれました。荷解きするのが楽しみ、皆様にもなか志まやらしい染めものも是非ご覧頂きたいと願っております。
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