●2011年11月21日(月)
いま、なか志まやにはワクワクするような、変わった白生地(着尺と帯用)が沢山来ていて、眺めながらお酒を飲んだりもしています。その中のひとつ、九寸名古屋になる帯地です。 柿渋染めした糸を織り込んだ紬の帯地。これは生地屋さんから来た状態なので、ここから何を染めるか決めます。織り柄は数学的に連続したものなので、ここには染めという化学変化を色と柄で重ねます。なんども眺めては、生地からインスパイァされるものを手探りして、作家や職人さんにイメージを伝えることが出来るようにしている最中です。
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