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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2006年11月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2006年11月27日(月)

なか志まや『小物展』出品

  色のグラデーションがあるものを、なか志まやではよく使います。
 そして一番は、やはり無地の帯締めで、冠組(いわゆる、ゆるぎ組)の
 ものより薄くて幅広のものが好みです。

 数年まえの、なか志まやオリジナル60色の帯締めは、まさに理想の組紐でしたが
 職人さんが高齢化されたため、同じものが組めなくなりました。
 形はおなじなのですが、締め味が違います。

 理想の帯締めが、これから見つかるかどうかわかりませんが、かならずまた
 見つかる!とそういう予感はします。

 なか志まやオリジナル、、、、そのなかでも初期ロットの帯締をお持ちの方
 どうか大切にお使いください。
 お使いになられた後、きっと箪笥の中で 小さな音をたてながら
 また復元しようとする組紐の不思議さを

●2006年11月14日(火)

   ああ〜かっこいい!

 支度が終わってこれから、お出かけ。どんな素材でなんの着物とか
本当はあまり気にしてなくて、見た瞬間、いいね!と感じていただいたでしょうか?
僕は、ああ〜かっこいい! 似合ってる! かっこいいねー!
ぷるぷると感じますよ(笑)
 それで、微妙にペアルックとなってるとこがミソです。
いつまでも、長く愛用してくださいね。それで、羽裏は、あまり見せびらかせないようにしてください(笑) 分かる方だけで、楽しみましょう。

●2006年11月11日(土)

『書のきもの』デジタルにて

 福岡にての『一衣舎 なか志まや 二人展』の会場玄関に
寺本一川さんの書『雪月華』と五行歌をデジタル染めの手法を使い、オリジナルな
着物を制作しました。
 墨の滲み具合も、従来の染色技法では表現できないニュアンスを繊細に染め上げて
います。書家の寺本さんも、ご納得いただける出来上がりとなりました。

 一衣舎さんが提案する『現代の褻(け)の着物』と
 なか志まやが提案する『現代の褻で晴(はれ)の着物』
 最先端の染めのデジタル染めの着物

 かんがえてみれば、東京でもやったことのない展示会の内容になってました。
狭い会場でしたが、そこには『今の着物事情』が凝縮されているようにも感じましたね。右をみれば『褻』、左をみれば『褻晴』

 『褻』の着物の美しさと手のぬくもり 『晴』の光沢感 
そして、もっともアナログ的な世界で、徐々にその力を発揮し始めたデジタルの技術

 京都で昨年の夏におこなった、仮想呉服店というアイディアのリアルバージョンが
出来始めたのかもしれないと、ひとりワクワクしていました。

 一衣舎さんの完成された世界観に、なか志まやが近づくにはまだまだ
年数がかかりそうですが、一流の仕立屋が側にいてくれて、そこでお客様に着物を
見せることができるなんて、なんと贅沢なことだと!
 そんな呉服屋の展示会て、聞いたことがありますか(笑)

 ああーなんとなくぼけていた、仮想がもっと現実になりそうな気がする。
とにかく、僕もレベルをあげていかないと、一衣舎さんに負けないように『なか志まや』の着物を確立して、最高の仕立ての技術を、最高のコーディネイトされた着物に
生かせるようにしていきたいとおもいました。

 そんなわけで、来年の夏、京都祇園祭りに再び京都へ!
『呉服なか志まや 西へ』 リアルバージョン2 やります。

 こんどは、なか志まやの提案する着物と●●とのインスタレーション。
とにかく、空間構成にこだった着物の楽しみをお見せ出来ればと!

 来年も京都で、熱い夏を過ごしたいと思います!