●2015年09月16日(水)
今日のお客様 『西陣お召の着こなし』 着物 極細縞風通織 西陣お召単衣 なか志まやオリジナル 帯 アンティークレース文染め帯 仁平幸春 草履 和小物さくら 真綿入り帆布台 博多織鼻緒 袋帯 斑鳩間道(いかるがかんどう) 織司なかむら製の極細縞/風通織のお召は、機屋泣かせの織物です。『かならず織難が出る!』と断られているのですが、織難も織り込み済みで無理を言ってお願いしています。 織物としては限界であろうと思われる極細縞のお召、アンティークレース文の染め帯を合わせて、スマートカジュアに。 または、もう一枚の画像のように、『斑鳩間道(太子間道)』の袋帯を合わせて、準礼装の装いにドレスアップすることが出来ます。まったくのカジュアル、またはきっちりとした礼装ではないのですが、こうした『程よく礼を尽くす』姿勢を相手に感じて貰える布感がこのお召にはあります。『カジュアル過ぎない、ドレッシー過ぎない』という装いは、洋服においても着物でも、有効な装いと考えています。
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