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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2010年08月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2010年08月22日(日)

今年の夏

いつまでも残暑が厳しそうだ。
着物を着て頂いてる方には、これは無理と思わせるような日が続く。
たぶん、9月に入っても暑さは残りそうだ。

前から言っているように、単衣を着る期間が長くなると思う。
さすがに9月になれば、麻というわけにはいかないだろうが、10月、
もしかしたら11月、絹ものでも単衣で行けるような季節になるかもしれない。
単純に昔のルールは通用しなくなる。何を残して何を変えていくかを
呉服屋の提案として考えていかないといけない。

しかし、暑い日が続く。
どうか、皆様、ご自愛下さいませ。


●2010年08月21日(土)

9月・秋単衣


経糸にも緯糸にも真綿を使い、柿渋の泥媒染したものです。
一足早く秋を先取りした色合い。単衣として

帯は、裂織り。楮が経糸に使われているので、この素材感の軽やかさが
9月の帯としてはいいかもしれません。八寸名古屋

●2010年08月19日(木)

仁平幸春作・全面ロウムラ着尺

今まで先染めによる無地は多く作りましたが、今回は後染め。

天然染料による味わいある染めの無地感覚を

お楽しみください。


●2010年08月06日(金)

うすお召に紗の名古屋


炎天下の都会に送り出すのは、やはり申しわけない気がするが、着手ご本人は案外、汗はかかないのよと言われる。実際は汗と熱は籠るであろうが、夏着物は、心意気で着るものでこうした『意気地』が、本当に汗と暑さを感じさせない。

着物はもの凄く自立的な衣裳だから、暑さに関わる自律神経も自分でコントロール出来るのかもしれないなど、根拠のないことも想像できる。

こうした姿を、見せて頂けることの出来る我々日本人は、殆ど半裸のような夏姿の他に、ある意味真逆な着装をした姿に、涼を感じる感性を持ち合わせている。襦袢のない浴衣でさせ、中はもんもんと暑い。しかし日本人はそこに涼を感じる。季節を感じる。

自分はじっと耐えて、世間様に奉仕するような感覚が、夏の着物姿の一面である。