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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2015年07月のよく遊べ
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●2015年07月23日(木)

人生の節目に寄り添って来た着物

本当に久々に。。。
お客様から画像付きのメールが。

着物はなか志まやで別染めして頂いた、目返しで染めた角通しの江戸小紋。少し色が違って見えていますが、2枚とも同じ着物です。もうかれこれ10年以上前。
地方に行かれたので、もうすっかりご無沙汰しているのですが、またいつか遊びに来て頂けるとのこと。なか志まやのホームページなども見て頂いているようで、きっとなか志まやの変わり様も感じて頂いているはずです。

『この子、、、もっと小さかったのになぁ〜。お母さんに抱っこされてたのになぁ〜。。。』

2枚の画像を見比べると、どのくらいお子さんが大きくなられたか見て取れます。そんなご家族の節目の時に、着物が相変わらず活躍してくれてることで、自分の仕事の誇りを持てます。
お客様のメールの最後の一言に、さらなる勇気を頂けました。
(添付画像は、去年:中学入学の写真と、10年前:幼稚園入園のものです。いろいろ変わり過ぎてしまいましたが(汗)、
つくっていただいた着物は10年経っても大大大好きです♪)
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『10年経っても畳紙を開けた瞬間に、「ああ、この着物好きだな。」と思っていただけたら・・そうしたきものを提供したいと思います。』

この言葉は、なか志まやのホームページのトップ画面に出て来る言葉で、12年前にわたしが書いたまま、なんの変更もしないでそのままにしているのですが、やはりなか志まやの着物の基本はここにある!変えてはならない根幹なのだとあらためて感じています。
そのためにさらなる眼力、知識、そしてトータルな感性で着物を考えられるセンスを磨いて行きたいと思います。素敵な画像を本当にありがとうございました。

追記 お母さんが、何かの時に着物を着たり、または日常的に着物を着たりしている環境で育つお子さんには、なんらかの良い影響を与えていると思います。まったく影響がない場合もあるでしょうが、僕は少なくとも、良い感性(ざっくりな表現で申し訳ないですが)を育てる一つの要因になっていると信じています。

●2015年07月22日(水)

10年前。。。。息子さんがお母さんの手をぎゅっ!と握られてます。

●2015年07月17日(金)

インドネシアのジャカルタからお客様がいらっしゃいました。
藤井礼子さんが主催されるジャワ更紗 Reisiaの帯を見たいとのことです。

ご来店されて、その洋服姿に『ハッ!』としたのですが、生地フェチの私も思わず触りたくなるような質感で、シルエットも女性らしさが溢れ、素敵なジャワ更紗がとても良いアクセントになっていました。

案の定、藤井礼子さんが、昔、デザインされた更紗ということです。和服用に染めた麻のジャワ更紗帯と並ぶと、何か不思議な感覚を覚えますが、これが、『文様やデザイン、そして技術を活かす』ということなんだと思いますね。

●2015年07月16日(木)

呉服のジャワ更紗と洋服のジャワ更紗

●2015年07月02日(木)

『縞の夏衣』

着物 生絹(経緯生糸で縞透かし織)に、仁平幸春氏による全面ロウムラの染めを。
帯  麻地にジャワ更紗 藤井礼子氏
帯締 冠組の夏組 帯揚 絽麻  共に和小物さくら製

生絹(すずし)はいにしえの布。古くは源氏物語にその名が登場します。張りのある布味は、苧麻などの上布とはまた味わいが違い、着用するたびに着心地も変化していきます。縞柄を透かし織りした生地に、仁平氏による全面ロウムラで織り目が立つように染めて貰いました。

麻の生地にジャワ更紗を染めたものは、藤井礼子さんの工房、ジャワ更紗 Reisia独特のもの。チャンティンによる細かい蝋付けと染めが、全通(帯全体)に施されています。

レース組ではなく、程よい抜け感のある夏の冠組は笹波組とならび、なか志まやでは夏の帯締の定番。絽麻の帯揚とも相性が良いですね。
着物のグレーも、帯の藍にも、背景に薄い青磁のような緑味を感じます。夏らしい爽やかな素材感と、色味の面白さを感じさせる取り合わせになりました。白鼠の帯締が装いを引き締めてくれます。