●2005年07月23日(土)
20世紀少年(昭和憧憬) 羽裏 岡 達也デザイン 昭和という時代に僕たちは生まれました。第二次世界大戦のあと、世界でも稀に見る高度成長を成し遂げた時代です。 僕たちの親が必死にこの時代をつくりあげる中で、僕たちは、多感な子供時代を過ごしました。日本は世界に誇れる国、僕ら子供たちがそんなふうに胸を張れる豊かな国にしてくれた昭和という時代。そして今、僕たちが時代をつくる番がやってきました。 高度成長はたとえて言うなら、疲れを知らない青春時代。 そして今、僕たちがつくるのは、急速な発展ではなく、成熟をめざす時代。 日本の文化の美点や独自性を、昭和がつくりだした『西洋風の文化』『経済大国』『テクノロジー』と常に対比させながら、そこに成熟した文化圏としてのエレガンスを生み出していく時代を、僕たちがつくらなければならないと思います。 この羽裏は、先輩方がつくりあげた昭和という時代に、思いを馳せて羽織っていただきたいと思います。 電線が美しく映える夕刻の空に、子供の頃のなんともいえない甘酸っぱい思い出と、父と母への感謝の気持ちを込めて。 価格¥48,000 生地 絹100% 羽二重 追記:袖の中に、電線に寄り添うように、三匹のすずめがいます。はじめてこのデザインを岡さんに見せてもらった時、自分の子供の頃をすごく懐かし思い出されて、 何か夕刻に家族が夕食を囲む、幸せ感みたいなのを何処かに足せないかな?とお願いしたら、電線に留る三匹のすずめでしたw いっしゅん、昭和の名曲『電線音頭』が思い出されw(古っ〜!!!分からない方おおいと思うw)、これはギャクか〜!!!と思いましたが、それも含め懐かしく、温かく感じられるデザインです。 20世紀少年、、、、、大阪万博で、岡本太郎デザインの『太陽の塔』マジかで見たのが、はじめて芸術というものを子供心に意識したターニングポイント! いまでも、ピカソ以上に心に焼き付いています。 (ちなみに、太陽の塔の裏面、のデザインがとても好きでしたw)
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