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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2016年06月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2016年06月28日(火)

つれづれ 『聖母(マドンナ)たちのララバイ』

勝山健史さんの箔使いの夏帯、帯のタイトルは『聖母の衣装』。
このタイトルを見ると、岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』が頭の中にリフレインする昭和の短絡オッサン思考は、夏の夜のレストランで見かけた、大人の女性のイメージを着物姿で。

着物は染の小阪さん、帯締、帯揚は和小物さくらさんです。

●2016年06月26日(日)

『着物 夏紬 帯 南風原花織』

ちょっと太陽が恋しくなる、梅雨の真っ直中です。

●2016年06月19日(日)

今夜は月が美しいです!

『日月文』の袋帯。月と太陽の追いかけっこの様にも見えますね。全通柄のこの帯には、本物の焼き箔の美しさを存分に引き出した秀逸なデザインと、箔、織りの技術が見て取れます。何度眺めても飽きが来ない、目にする角度や光の量で、全く違う表情を見せる不思議な帯。

●2016年06月18日(土)

全国的に30度を越える猛暑日です。

着物 紋紗着尺(月白)
帯  籠羅八寸(白汚し) 勝山健史作


●2016年06月13日(月)

お伊勢参りに。。。

『山下絵里さんの大麻の帯』

たてよこ国産の大麻で織られた非常に珍しい帯です。染料は天然染料の矢車、シンプルな縞柄を織り出しています。大麻は大昔より日本人に所縁ある自然布、神事にも必ず必要とされています。
いまの時代の感覚からすると、『夏使い』ということになるかもしれませんが、『春単衣〜夏衣〜秋単衣』とお使い頂ければ丁度良いかもしれません。

着物は松煙染めの夏紬、織り組織による透け感は控えめにしてありますので、単衣にも向く反物になります。5月〜10月のお伊勢参りに如何でしょうか?

帯締 絽麻帯揚 共に和小物さくら

●2016年06月08日(水)

着物 勝山健史 綺芙織
帯  勝山健史 スペイン裂

着物、帯共に勝山健史さんの作品。塩蔵繭使用の布の美しさを今更、声高に言う必要もありませんが、今回の綺芙織はまるで染めのシケ引きのよう。美しさに目を見張ります。

*この綺芙織は売約済みとなっております。17日(金)より20日(月)まで、代官山ヒルサイドテラスE棟にて『勝山健史 織物展』が開催されます。ご案内が必要な方はお問い合わせくださいませ。

●2016年06月07日(火)

着物 能登上布
帯  藤井礼子 reisia手描きジャワ更紗・麻九寸帯

本来は麻生地にジャワ更紗を染めることはありませんが、藤井さんの工房は、当初からインドネシアの野蚕糸で織った野性味あふれる帯生地(小幅でなおかつ凸凹の激しい)にチャンティンを施すことにチャレンジしてきました。

『なんでこんな染めにくい生地を使うのだ!』と職人達の反発もあったと聞きます。日本人の目から見て、味気のないフラットな生地よりも、糸節のあるような布地に心惹かれることがあるのですが、こうした長年のチャレンジが『麻地にジャワ更紗、そして夏帯をつくる』ことに結びついていきました。

なか志まやでは、この夏最後の一本、『この細かさで全通柄、なおかつ太鼓の裏には違う柄』はreisiaのジャワ更紗ならではです。

●2016年06月05日(日)

着物 小千谷縮
帯  柳 晋哉 渋木地縞夏九寸帯
帯締 独鈷
帯揚 絽麻無地・黒 ともに和小物さくら

柳 晋哉さんはまだ本当にお若いのですが、しっかりとした染織の技術をすでにお持ちです。これから本当に楽しみな方、弊店など非力でありますが出来る限り応援していきたい染織家です。

夏に黒の麻の帯揚は、なか志まやではマストアイテム。今年の絽麻は昨年のものよりも生地の柔らかさを感じます。白地の小千谷縮はとてもお手頃なのですが、帯次第でぐっとグレードがアップして見えますね。重宝する着物になると思います。