●2005年03月17日(木)
古典、、、、、 今年に入って、京都での『呉服なか志まや 西へ』での題材集めやイメージ固めなどで、色んなものを見たり聴いたりするようになりました。衣裳の古典作品をみるというより、日本画をみるようになりました。 この日は京都で『伊藤若冲展』をみてきました。 実は、情けない話しですが、名前と作品が一致したのは今年に入ってからで、僕がデザイナーの岡さんやゴトウさんに『若冲いいよね〜!!!』ていっても、当然彼らにとっては基本中の基本らしく、、、、(笑) きものという衣裳の中で、今の時代なか志まや的に絵柄を大胆に、時代風俗を反映させたものを作るには、羽裏か襦袢しかない!と考えていたので、若冲の絵にはかなり魅力を感じます。 デザイン力と表現力が凄く羽裏的に見えてきますw ただ男と女の綾なすものがなく少し残念なんですが、それがなくてもとてもキュートな感じのするデザインです。 このカラスの絵の作家名は忘れてしまいました。 いろいろ昔の絵をみてるうちに、気に入ったものの一つです。というのも、真矢の着物本、それに『呉服なか志まや西へ』展の自分のプロフィールを書いてもらったりしてるのをみると、どうもキーワードが『呉服業界のアウトサイダー!????』らしく(笑) そこまで格好良くて、力があるといいのですが、、、、残念! ただ、この絵にはなんか惹かれます。理想なのか、逆にこれが恐ろしいのか、、、、 まだ分からないですけど。 追伸:作者分かりました!河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)でした。 ありがとう!
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