●2016年02月03日(水)
志賀松和子 生絹 杉綾織着尺 染 ピラカンサ 勝山健史 塩蔵繭使用名古屋帯 ルーマニア華文 志賀松さんの着尺は549g。程よい張りとしなやかなさを持ち合わせた布です。国産繭(生繭と乾繭)から糸を挽いています。縞が布の動きで見え隠れするような杉綾織です。光沢系の絹織物の中でも一線を画する布ではないかと自負しております。 勝山さんの帯も国産繭、桑の木の栽培からこだわりをもち塩蔵した繭から丁寧に糸を挽いています。わたしも2度程現場を見て参りましたが、『美しい絹織物を作ろう』という確固たる意志を感じました。
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