●2015年01月26日(月)
今日のお仕度 『礼装の着物と帯』 なか志まやでは久々の礼装のお仕度です。糊糸目友禅の流れが美しいです。生地は松岡姫、とろみと光沢感が絵柄に共鳴して『これが京都の友禅だな〜』と感じさせます。柄には白糸で刺繍が施してあり、奥行きを出すアクセントになっています。 袋帯は勝山健史さんの作。『桑から繭』『繭から絹糸』『絹糸から絹布』と全てに関わり、長い年月を掛けて完成された『絹織物の美しさ』が凝縮されています。箔を使わない帯ですが、日本の古典とはまた違う品格を感じます。 帯締、帯揚は青山の『Komamono 玖』さんにご協力を頂き、セレクトしました。帯締は礼装感のある笹波組、吉祥文様の地紋がある生地に市松暈かしをした帯揚です。
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