●2003年01月30日（木）

お座敷で遊んだ翌日が、園遊会の本番。浅野川の中に作られた特設舞台での金沢ひがし、主計町の芸妓の艶やかな姿を、これまた川の中に作られた桟敷席の最前列に陣取り、酒と金城楼のお弁当を頂きながら、これまた昼の宴。年に一度の贅沢です。

●2003年01月28日（火）

僕の一番好きな絵
　
　この日、金沢東の御茶屋街には、曇りのない月明かりとやさしい街路灯、浅野川には満開の桜。そして、すべてなか志まやのコーディネイトによるきものを着た人々。どの方をみても自信に溢れ、これからの宴を心待ちにされています。きものや帯は勿論、帯締、帯揚、半衿、襦袢、草履。さらには伊達締、腰紐、肌着に至るまで細心の注意を払い、セレクトしました。皆様も晴れの舞台、中島にとっては自分の作品の個展のようです。これを御覧の方にはただのボケた画像にすぎないでしょう。（ハンディカムの映像をフレーム取りしたものです。）
　でもこれを見るたび、うれしくてしかたないのです。この日は総勢２５名、2軒の御茶屋を貸しきり楽しみました。
　着付けは、着付けの田島さん、神楽坂の美容室『サラス』オーナー、野網加津彦さんがヘアメイク、仕切りは、究極の遊び人（褒め言葉です）グラフィックデザイナー・ゴトウ　ヒロシさんでした。

●2003年01月25日（土）

趣味其の１　バスケ

　毎週土曜日、近くの体育館でのバスケ、これがいつまでも僕を若く、馬鹿にしてくれます。若い高校生を相手に自分の歳を忘れます。着物となんの繋がりもありません。ただ好きなのです。始めたのも３６歳から。『スラムダンク』という井上雄彦さんの漫画とNBAのマイケル・ジョ−ダンを見てからです。ゴルフも封印して、腰痛に耐えながらやれるとこまでやります。本当に馬鹿です。

●2003年01月19日（日）

　玉三郎の道成寺がお目当てのはずだったのに、白浪五人衆の菊之助に目を奪われた方が多いようで、、、矢の根の橋之助は、、、あれはいったいなんだったろう？たぶんホログラフなんだ。きっとそうだ。ぜんまい仕掛けの曽我五郎といい、ドリフの馬といい、歌舞伎はほんとうにおもしろい。
　一番緊張したのは、矢の根の後見が帯結びをみせるところ、、
着付けを仕事の一部にしている僕にとってハラハラした瞬間でしたが、とても素晴らしかったです。長唄、大薩摩連中もよかった。

　とても楽しめた初春大歌舞伎でした。