お知らせ

カテゴリー「店主日記」のお知らせ

『仕立て屋さんと呉服屋が一緒に展示会をする意味は』

2023.01.29

『仕立て屋さんと呉服屋が一緒に展示会をする意味は』 キモノ・着物・呉服・染織の個展、その展示会の在り方は様々で、SNSの普及にも助けられ、その形態や場所も多岐にわたり、これは、お客様にとっても選択肢が増え、作り手にも近くなったりと、昭和以前の時代からは大き……

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『織りの着物で表す礼節』

2023.01.29

『織りの着物で表す礼節』 勝山健史さんの帯を、2枚の織りの着物で装いに変化をつけた美しい着姿です。 <青い着物:志賀松和子作品> <白鷹織風通崩綾織の着物> 染織家 志賀松和子さんが来場されるのに合わせ、彼女の織りの着物に、家紋(定紋は丸い違い鷹の羽)をア……

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袖と振袖の浮世話

2023.01.09

きものの大きな特徴に、ほんのわずか袖があることが挙げられる。しかし、埴輪のそれを見ても分かるように我が国の衣服は胡服の時代から始まっている。今日の洋服と同じく2部式形式、袖も当然、筒袖。後にこの筒袖の先に一幅、または半幅の布裂を付け足して、長いまま垂らされ……

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『ユニセックス』

2023.01.06

  着物は結城縮み、羽織に見立てたのは、重めの縮緬に格子のシケ引き。 女もの着物としては、川村成さんの帯を。 男もの着物としては、諸紙布の角帯を合わせてあります。 羽織は袷仕立てにしますが、結城縮みは、一衣舎による総居敷当仕立(単衣と袷に着用出来……

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家紋の刺繍紋について

2023.01.06

縫紋をつける着物は様々あり、染めの着物、織りの着物に、家紋ではない飾り紋を付けたりと、黒留袖、色留袖、喪服などの決まり事がある着物以外では、その楽しみ方や用途は沢山あります。そうした場合、まず考えるのが、男性主体の社会制度で作られた家紋が、今の女性の着物に……

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立春 岸野忠孝 『銀 墨の梅と無常』

2022.02.04

岸野忠孝 『銀 墨の梅と無常』 岸野承さんと岸野寛さんのお父様の作品。麻布のオープンの時(2019年3月)、染織家志賀松和子さんから譲り受けた作品です。 丸3年経ち(2022年2月)、まっさらな銀から、銅のような色合いに経年変化して、梅の味わいも随分と変わ……

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青と墨銀 光りと蔭(かげ) 陰翳礼賛

2022.01.22

少し暗めの照明の中で、青と墨色の揺らめきに、吸い込まれる様に近づいて行ってしまったのがこの帯です。 墨色は銀箔でした。引き込まれたには訳があり、この配色は頭の片隅に映像の記憶がありました。それはMOA美術館が所蔵している、杉本博司氏の『月下紅白紅梅図』です……

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勝山健史さんの『有水羽絹・うすはぎぬ』が入荷しました。

2022.01.21

『有水羽絹・うすはぎぬ』が入荷しました。 勝山織物絹織製作研究所で作られる、勝山健史さんの絹織物の最高峰です。健史さんの綺芙織(きふおり)という着尺をご存知方も多いと思いますが、この有水羽絹は、大袈裟に言うと何もかも違います。かつて『至高の単衣』という投稿……

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2022年 令和4年 麻布なか志まや3周年

2022.01.11

新年おめでとうございます。早いもので、今年は麻布に移転して4年目、一つの節目の年にもなります。思えばコロナ禍になってほぼ2年、という事はコロナと向き合いながらの営業が大半であった訳です。運が悪いのか、それとも良かったのか、正直よく分からない部分もあるのです……

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