譽田屋源兵衛が製作する麻世妙(まよたえ)ブランド。なか志まやでも初期のロットから、絹との交織になった最近まで、様々ご覧頂いてきましたが、今回は「エトワール モティーフ」と言うタイトルが付いた新作着尺が入荷してます。

「美しいキモノ」の表紙に郷ひろみさんが出られて、お召しになってる羽織と着物が、麻世妙(二人静)です。(郷さんの柄とは同じではありません)

大麻を使った布は縄文時代より日本人に馴染みのある布、神事祭祀にかかせない素材なんですが、敗戦後、GHQの政策により一般レベルではほぼ根絶やしにされてしまって今日に至ります。

良い素材なんですがね〜。歴史や効能、素材の可能性など調べて頂けたら分かるんですが。大麻と言う言葉で、拒否反応する方も多いので仕方ありません。

合わせた帯銘は「マルグレーテ華文」。マルグレーテ１世は14世紀の北欧3国を実質的に支配し、国王とされた女性です。そんな女王様がいらしたんですね。

　

今回の投稿タイトルにオチはありません。ただ何となく言って見たかっただけです。オチが無い話しは、「で？」となるのが関西人生まれとしての習性で、少し気持ち悪いのですが、着物や帯は綺麗なのでお許しくださいませ。