『ちょっと♪ 振り向いて♪ 見ただけの〜♪
野生味のある紬地に、ざっくりと緩い、摺り更紗の着物。帯はクラシック洛風林とも言える「ボハラの花」。インドから中央アジア南西部のトルクメニスタンまで思いが巡ります。
そこで、昭和生まれの私、爺には、ついあの唄のイントロが脳内で鳴り響く、そんな取り合わせです。
もっとも、あの名曲、久保田早紀さんの「異邦人」は、彼女が中央線に乗っている時、高架の下に見える公園や、そこで遊び子供達や街並みを見ながら、思いついた歌詞らしく、全くエキゾチックではありません。中央アジアなんかではなく、高円寺や阿佐ヶ谷ですね(今調べたら、八王子ですって)。あの雰囲気は異邦人と言うネーミングと、アレンジャーの力量も素晴らしかったのです。
しかし、あの頃の久保田早紀さん、可愛いかったなぁ。あの髪型も好きだったなぁ。これまた全て昭和のノスタルジーですね。
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