『永遠の定番』
『永遠の定番』
バックや靴、車でも椅子でも、年代や流行に左右されず愛され続ける品物がありますが、それは呉服にもあるように考えています。
そんな風に考えている二品、結城紬亀甲詰と柳織のこの帯。
着物と帯の取り合わせとしても、亀甲と来ればまずこの帯を思い浮かべます。この感覚は人によって様々だと思いますが、更紗などの染め帯を除けば、やはりこれがベストパートナー。
絣の要件が入る結城ならば先ずはこの亀甲詰めです。蚊絣や飛び絣などありますが、なんと言ってもこの亀甲絣を一番と考えています。今回は男性も使えるように作られてた広幅ではなく、通常の女物の巾にしてあるのも、私のちょっとしたこだわりです。(ご説明は店頭にて)
また、残糸で作られるこの帯をお持ちの方も多いと思います。柳崇さん、柳晋哉さんの作品の中で定番作品であります。この柄の単衣や夏帯バージョンも毎年必ずオーダーする程気に入っているのです。
何十年経っても変わらず愛され続けるであろうこの結城と帯は、やはり自分の中では永遠の定番作品であります。
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