商品紹介

『赤 太子間道 袋帯』

太子間道については多くを語る必要もなく、これまでも様々な織元の太子間道の帯を扱って参りました。

近いところですと、下記画像、法隆寺所縁の七曜太子間道の帯も別注にて製作しています。

 

実は赤の太子間道は、柄は若干違いますが、これが2本の目の製作になり、この帯は、より赤味が深い色目の袋帯になりました。

合わせた着物は、地機結城縮 ヨコ絣、黒に近い紺です。

 

大昔より、赤は紫に並び日本人が憧れ愛した色です。身体に流れる血であり、太陽であり火であり、命に関わる色。平安時代ではやんごとない色とされていました。

時代と共に禁じられたりしましたが、我々の年代には、あのやたら赤い八掛が付いていた昭和の時代も思い出されます。

化学染料の発達で、赤を簡単に染める事が出来る時代に、現代の和装の好みとして赤を全面に押し出した作品は少なくなったと思いますが、どこか忘れられない色。どこかに挿したい色、いや、もしかしたら、これから赤の時代が再び来るのではないかと、など色々と思うわけです。

赤は戦国時代の武将にも好まれたようで、武田信玄や井伊直政、そして真田幸村の赤備えが直ぐ浮かびます。

近年ではマイケルジョーダン、ブルズの赤、大谷翔平さん、エンジェルスの赤、赤が似合う強い男達も見逃せませんね。

 

  

 

 

誉田屋源兵衛 製 太子間道袋帯    この写真の説明には会員限定のテキストがあります >会員ログイン  

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