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なか志まやからのお知らせ

2012年01月のお知らせ
[過去のお知らせ一覧]
●2012年01月18日(水)


新入荷『光佳染織・段熨斗目紬・柞蚕糸入』に『仁平幸春・銀彩の月』と『勝山健史・塩蔵繭名古屋』


着尺の仮絵羽を一衣舎さんに頼んでいたのが出来上がって来たので、衣桁に掛けて様子を見ています。横には銀彩の帯と勝山さんの新作を並べて、店の照明を落として楽します。水平線に月が浮かんでいるようです。

着物は柞蚕糸を経てに2本づつ、微塵の縞のように使って、座繰り糸で織り上げられた布にほのかな光沢感を持たせています。緯にも絣で白く線が走るように柞蚕糸が入れてあります。基本は矢車と渋木の染料で染められた糸ですが、所々に藍で染めたモダンなブルーと柞蚕糸の白色が熨斗目模様に心地よいアクセントを作っています。

カジュアル熨斗目というのが、一つの狙いでもありました。
綾織りでの熨斗目も勿論素敵でありますが、もう少しドレスダウンさせて、少しでも気軽にお召しに成って頂く、着用回数が多くなるようにと。
しずはた織りとは平織りの一つなのですが、組織織りになっていて、近くでみると手触りが素朴な風合いのよい布です。これで無地の着尺なども、今までに誰もお持ちじゃない新しい感覚の無地着物になりそうです。

勝山健史さんの帯は、長野県で養蚕から染織まで一貫して行なわれてる特別な帯です。志村明(絹糸に関して第一人者)さんという方が、ここの研究所におられ、この方が作られる塩蔵繭(繭を塩漬け)から引き出される糸は、とても美しい糸となっています。
手織された後、砧打、水通し、天日干しなどの行程を経ることも、この帯の特色を際ださせている重要なこだわりです。
勝山健史さんのこの帯は。他に類を見ない仕上がりです。
この熨斗目の着物を少し改まってお召しになりたい時に、是非締めて頂きたい帯の一つですね。

仁平幸春さんの銀彩の月帯は、今までの月の帯の中で、重みのある帯となりました。波紋のような地紋のある生地を薄く染めて、平林隼人さんと仁平さんによる銀彩は、魯山人の漆器・日月椀を彷彿させるシンプルで味わいのある染めの帯となっています。

画像だと、この染織の良さが中々伝わらないと思いますので、あえて遠目から。作品の全体の雰囲気が気に入って頂いた方には、是非手に取って身近でご覧になって頂きたいものです。



●2012年01月17日(火)



北大路魯山人 作 日月椀 漆器