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年3回ほど行う、なか志まやの売り出しの模様です。

2012年11月の気っ風市
[過去の気っ風市一覧]
●2012年11月28日(水)

Reisia・藤井礼子さんのジャワ更紗帯 現地で織り上げられた野性味のある生地に、チャンチンでこの細かさ。全通に染められています。ここは確か男性だけの工房だったと聞いています。藤井さんの更紗の中でも特徴のある柄を染める所で、個人的には色っぽいなと思います。

米沢・白根沢織物さんの紋織物。明治時代の裂を再現しています。山形県産糸・五倍子で染められた糸、2色で黒/墨黒に織り上げられた地紋はレトロモダン、手裏剣のような小さな紋織です。

取り合わせのポイントは黒色。朱がメインな帯だとなか志まやらしくならないので、着物を黒にして、帯に使われている黒を浮き上がらせようとしています。

●2012年11月15日(木)

お気に入りの丸い柄の帯

ペルシャの裂をモチーフにした洛風林製の名古屋帯に、ピンクの細縞を隠し味にもつ『織司なかむら』西陣お召小格子風通織。

魯山人の『日月椀』を彷彿させる太陽と月、、『日月文』染め帯に全面ロウムラの着尺、ともにFoglia・仁平幸春氏の作品。
以前、着物は無地・縞・格子に極まる、、という先達の言葉に丸を加え、
『着物は無地・縞・格子、、、それと丸に極まる』と書いたが、
『着物には小さな丸、帯には大きな丸』この使い方がとてもしっくり来る。