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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2017年09月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2017年09月29日(金)

櫻井和美さんの新作が入荷しています。
春前に京都で打ち合わせした時から、草木染料だけで、こういう色目は難しいかなと心配していたのですが、思い通りの『藍鼠』が織り上がりました。

染料は全て草木、経緯ともに天然藍で下染めした糸を使用してあり、いままでの優しい女性的な色合いからガラリと変わり男性的な色合いです。
糸は、赤城の座繰り糸、そして特駒糸。前作よりも
太い糸で、骨格のしっかりとした織物に仕上がりました。
しかしさらりとして、シワになりにくい布、細縞の組織織りが座繰り糸の持ち味をさらに増幅させて、美しい景色を作り出しています。

●2017年09月28日(木)

男もの、染めの着物に染めの羽織。
着物は染め抜きの三つ紋入り、羽織は絶妙なシケ引きです。いままで、お召などの織物に袴をつけて頂いておりましたが,今回は染めの色紋付、正装です。
画像では分かりませんが、着物と羽織の生地質は違います。
どちらも広巾の生地を厳選してあります。

●2017年09月27日(水)

秋の気配が色濃くなってきました。これからの季節は文化的な行事やお祝い事などの予定が多くなり、いよいよ、きちんとした和の装いが本番を迎えます。

着物 松葉附下  京都 小阪
帯  菱立涌   美術工芸 啓

細密な糊糸目、シンプルで大胆な松葉を描いた京友禅に、啓さんの美しい糸と箔の帯がよく映えています。仕立上るとボリュームのある礼装となります。色目は深みのある茶系です。

●2017年09月09日(土)

名古屋三人展では選び抜いた染め帯も用意しております。

蒔絵の人間国宝であった故・大場松魚(石川県金沢出身)さんの作品をモチーフにした帯です。大場さんの得意とした蒔絵の加飾技術、金平文を友禅で見事に表現しています。

着物はイタリア製ファブリック柄を染めた誉田屋源兵衛の小紋。緻密な友禅とは対照的な曖昧な染め味が、着物と帯の取り合わせの面白さを見せてくれます。生地は真綿紬、シワになりにくい生地だと思います。

なか志まや・一衣舎・komamono玖 名古屋三人展
9月16日(土)から20日(水)11時より19時(最終日は17時まで)
名古屋市千種区四谷通2−8 YOU YOTSUYA3F

●2017年09月08日(金)

白鷹お召しの新作が入荷しました。

色目も縞柄もなか志まや好み、佐藤新一さんの工房作品です。
先の投稿の西陣お召と白鷹のお召しは、同じお召しという名が付きながら全く違うものです。この白鷹お召しの新作には、緯糸に壁糸を使い、布の程よい張り感を作っています。西陣の強撚糸使い、ジャガードで織る生地のドレープ感とは違う布味を楽しめます。

そしてこの色目であるならば、5、6月の春単衣、9月の秋単衣は勿論、袷仕立てにして10月から5月、それぞれの季節にあう帯合わせ、小物の使い方で着回して頂ける着物になります。

帯は美術工芸啓さんで織って頂いた、なか志まや用オリジナル配色の新熨斗目柄。
モダンなデザインで、本来は美しい箔が目を引く帯になるのですが、今回は箔を抑え
このようにスマートカジュアルとしても締めて頂けるようにしました。

光沢系絹織物、そして白鷹のような織物、さらには真綿系の織物にまで、布の色目、柄次第ではこの帯を締めることが可能だと考えています。

●2017年09月07日(木)


●2017年09月06日(水)

地機結城紬と牡丹唐草袋帯

名古屋三人展では、地機の結城紬、結城縮を揃えております。
昨年の夏に注文した『なか志まや用の色出し・絣柄オリジナルの地機結城縮み』もようやくお披露目です。(画像は平織りの結城です)

牡丹唐草袋帯も、なか志まや別注品です。柄が浮くように撮影していますが白/白の帯の存在感が伝わりますでしょうか。同じく白/白の結城紬も見応え有る布です。

なか志まや・一衣舎・komamono玖 名古屋三人展
9月16日(土)から20日(水)11時より19時(最終日は17時まで)
名古屋市千種区四谷通2−8 YOU YOTSUYA3F

●2017年09月05日(火)

美術工芸 啓(ひらく)の袋帯、新熨斗目です。
なか志まやの用の色出しで、箔を押さえて無地の紬にも取り合わせ
出来ることを考えています。勿論、染めの着物にも、びっくりするほど色んな着物に合うので、是非実物をご覧ください。

なか志まや・一衣舎・komamono玖 名古屋三人展に出品。
9月16日(土)〜20日(水)
名古屋市本山 FLOAT3階 11時から19時(最終日17時まで)
名古屋市千種区四谷通2−8 YOU YOTSUYA 3F