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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2014年05月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2014年05月28日(水)

今日のお支度 これで本当に、今年前半最後の袷

西陣お召ドット紋に段をつけた着物
宝尽くし柄の袋帯
平唐帯締 暈かし帯揚

夏衣展の最中でしたが、来客の合間でお支度が出来ました。
晴れ男なので、真夜中まで雨は持ちそうです。
電車などの冷房はそろそろキツくなって来た模様、薄物で羽織るものなども、単衣〜盛夏になっていくなかで必要になってくるでしょう。

●2014年05月27日(火)

店主の装い

夏衣展の最中は、縞の白大島紬単衣と浴衣を重ね着して、絹とウールの交織の袴付きです。肌着の着ずに、なんども水洗いして柔らかくなった浴衣で汗を押さえています。

●2014年05月24日(土)

今年前半 最後の袷

京都まで行かれて、お茶席もあり食事もあり、また散策もありということで、気温が心配になりましたが袷の附下を。

生地は紬地風の変わりちりめんに軽めの柄、少し活動的な附下の装いとなりました。

●2014年05月19日(月)

夏衣展のおすすめ 壁上布と生絹

『壁上布の着物と生絹(きぎぬ)の帯』

今度の夏衣展の中で好きな取り合わせです。
夏には白やブルーなどの爽やかな色が主流になりますが、こういう深い色の取り合わせも好みで、素材の合わせ方も良いと思います。

夏の王様は最高級の苧麻の織物になり、絹ものはどちらかというと敬遠されがちです。しかしこの着物と帯は絹織物。絹でありながら麻や自然布のような質感を求めて作られたものです。
もちろん、両方とも水を通して着物は水洗い仕様に仕立てに出来ますし、帯も水通し、そして砧打ちをしてさらに光沢感としなやかさを増します。


●2014年05月18日(日)

着物は経緯(たてよこ)に壁糸を使い縞を織り出し後に、染めをかけた渋めの深縹色。麻のような張り感から驚く程しなやかな生地質に変わりましたが、そのお陰でシワが付きにくくなりました。

帯は草木染めした生糸をほぼ無撚で経緯に使い、共薄の糸で浮織風に柄を作りました。砧打ちをする前のまま、まずは入荷していますので、お好みの柔らかさに調整も出来ると思いますし、生絹は締めて行く従って、生地の風合いが変化していきます。
驚く程軽い帯なので、単衣から使って頂きたい帯です。


●2014年05月02日(金)

白レース文染め帯の帯前柄とシケ引きの着物

うすい地色のレース文様ですが、こうして見ると、重厚感があります。
西洋のアンティークレース文が和用の帯としてちゃんと成立し、安直な呉服にある独特の臭さなど全く無く、スマートカジュアルという言葉だけでは少し足らないような、格調もある装いになると思います。

シケ引きの着物は、こういう染め帯から織り帯まで、様々な帯を受け入れてくる万能選手と言えます。同じような考えで、これまでなか志まやは、西陣お召、全面ロウムラをお薦めしましたし、そしてこのシケ引きの着物も、着回しの効く着物として提案しています。

着物も帯も同系色の取り合わせをしていますが、上質な布の場合の時こそ、同じ色合いのものを重ねる美しさが増幅されるように感じます。


●2014年05月01日(木)

日が射すと清々しい陽気の日がありがたいですが、じわりと汗ばむ時があるのも事実です。確実に春から夏へ季節は移っていますね。人それぞれ体温があり、温度に対する感度も違い、着物の衣替えも、もはや式服など礼節に従わなければならない時以外は、自由に肌着、襦袢、着物、帯の素材を選んで行く時代になってきました。

画像の着物は、袷用にも仕立てる西陣紋お召。これを単衣にして今から着たいものです。袋帯は経緯に真綿糸をつかって、かなり軽量化したもの。重い帯は体力を奪います。少しでも軽やかな帯を。そして、透け感もわずかに感じるこの帯なら、もう5月、6月、7月始め、そして9月、10月中盤と締めて頂けると思います。

帯締、帯揚は細かな組組織、布組織で使い分けをしたいところですが、総てを揃えていくのは中々大変です。専門店の知識豊富、経験豊富な方とよく相談して、大きく春単衣用の帯締と帯揚、秋単衣用の帯締と帯揚が1セットづつあると、この着物と帯にはいいのではないかと思います。