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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2007年03月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2007年03月30日(金)

    明日は、、、、

 こういうことなのです。

 男が操る紐、、、、 着付HOMME

●2007年03月29日(木)

     最新号『助六』二玄社になか志まやが........

 男着物のコーディネイトの妙という企画で、6頁やらせていただいてます。
雑誌にはときどきださせていただいてるのですが(主に商品タイアップ)、今回はライターさんが、なか志まやのHPを見て、是非なか志まやにやってもらえないかと、お話をいただき少し頑張って男きものをやってみました。
 詳しいことは、よろしければ『助六』を見て頂くとして.........

 この助六のお話を頂くほんのまえに前々から考えていた、着付HOMMEの企画をやろう!と決めてました。まことにタイムリーに『助六』のお話を頂き、あらためて
自分のコーディネイトを見直し、いざこの本を全体で眺めてみますと(他の男物の着物を拝見しながら)、ぼくは案外コンサバかなとおもいましたね。

 基本は、飽きないで長ーく愛してもらえる着物を!て考えてますので、ときどき
なか志まやさんは、変った呉服屋だよね!て言われますけど、僕が提案するものて
凄ーく正統派だと思いました。それは女の着物にもいえることだと。変った呉服屋だよねの変ったは、呉服屋をこういう種類の人間がやってるのが、変ってるという意味で品物は、あくまで......
ん〜ちゃんとしてます.............笑

 みなさに誉めていただけるようなコーディネイトが出来ているかは、実際のところ
よくわからないのですが、自分でその方の着姿とかを拝見して、鳥肌が立つことがあるので、自分の中ではいい!て納得してます。

 呉服屋さんもスタイリストさんも、本当に、他にたくさんいらして、それぞれに
皆さん凄いなーて思う事がしばしばなのですが、この着物の世界で、僕がどこか、絶対他とは違う!特出してる!いわせてもらえれば、秀でてる!ていうところは、どこかないのか!どこなのだ!ていつも自問自答しています。

 それは、ここだ!とここにも書けないですけど、最近ようやく一つは掴めました。
それは、或る意味諸刃の剣だな!とも(苦笑)

 それとやはり、仕事でも遊びでも、突っ走っているほうがまだ自分には心地よいかな!とかも分かりました。もうそろそろ落ち着きのある大人にならなきゃ!とも、本当にそう反省する毎日なのですが、いつまでも門前の小僧のようです。
 最近は、とんとバスケも長唄もお三味線もお茶屋遊びも遠のいて、何をよく遊べ!だろうと考えますが、よく考えなくても、今回の『HOMME』企画一連は、或る意味遊びだなー!て思ってます。
 いえいえ、睡眠時間を削っても準備もしますし、お金も使ってますし、なにより
真剣に取り組んでますが、儲けるためのというか、そういう種類の企画ではないので
やはり、好きでやってる遊びなんだとおもいます。

 はぁー。気っ風市、助六撮影 名古屋展、HOMME展と続いて少々疲れ気味(笑) 

 休みたいような、休むのが怖いようなそんな毎日です。

●2007年03月25日(日)

    着物を『男と女』という観点を絡めて考えると

 様々な発想が湧くし、男と女が共有できる衣装なんだと思えてくる。
ワンピースにはデザイナー以外男の感情を入れこむ余地はないし、ベルトにはデザインと合理性以外思惑はない。ブラジャーは開発者でないかぎり、ひたすら世の男は、その機能に目を騙され、パンティーに関しては、発言の余地はない。
ひたすら、女性から与え続けられる奴隷である。
 着物には、男の思惑が入り込む余地があるように思われる。あたかも意図的に存在する身八つ口は、永遠のブラックホールのようであり魅惑の入口でもある。が、着付けにおいては非常に合理的な穴である。帯は、女も男も様々な思惑を込めて買い求め、締めつけることができるものである。

 いま、着付HOMMEで、講座を受けて頂く方に、着付け本ではないけれど、男と女が着る楽しみを共有できる衣装なんだと感じていただけるようなテキストを書いている。書きながら、あらためてそう感じている。そう感じて欲しいテキストになればと強く願っている。
男が積極的に女にもの申すことができる衣装なのだと感じながら。